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秘密のキスは蜜の味【完結】
第10章 ダメ…離さない!
ほら脱いで、洗ったげるから
「鏡也君……自分で脱ぐから、あっ待って」
「なんで?脱がしたい」
ボタンを外そうとする俺の手を掴んで離そうとする…
「葉瑠?手、邪魔 どけて」
「だって鏡也君ったらそれだけじゃ終わらないでしょ」
あたりまえだろ?
さっきからずっと我慢してんだから
「ほら見て、葉瑠といるだけで反応しゃうんだよ」
自分の下半身に視線を移す。
「触ってもいいよ葉瑠……ほらっ触って!」
手を取って触らせようとしたのに
「やだぁいいよ~」
「そんな邪険にするなよ!可愛がってくれよ」
なに言ってんの。
「まだ恥ずかしいの?」
漸くシャツを脱がすと胸の谷間から俺のつけたキスマーク。
肩紐をずらし指でなぞると葉瑠の身体がピクリと震えた。
「ちょっとつけすぎたかな」
「そう…だよ。こんなに」
葉瑠……もう感じてんの?
まだ何もしてないよ?
「違いますから!鏡也君……早く…入ろ…んっ」
浴室の椅子に座らせシャワーをかけると「つぅ…」
あっごめん膝痛い?染みたね。
石鹸を泡立て手で膝を優しく洗う。
「ありがと」
クスッ。その手で葉瑠の身体を撫でていく。
「葉瑠……気持ちいいでしょ?ほらどう?」
「あっやぁ─もうっエッチ」
葉瑠を膝に跨がらせスポンジでたくさんの泡を作る
「ほら泡で胸隠せば恥ずかしくないだろ」
ほらっ隠れた! じゃここも隠さなきゃ。
うふっ。葉瑠は俺の頭や顔に泡をつけて遊んでる。「あっ可愛い鬼さんだ」
二人の身体の間にはたくさんの泡。