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秘密のキスは蜜の味【完結】
第11章 君は俺だけのモノ
****
ガチャ。
「おぅ~おかえり鏡也」
「………ただいま」

「……どうした?元気ないな、葉瑠ちゃんの事か?」

なんだ、またなんかあったのか?
少し呆れた様子のヒロちゃん。

「葉瑠から連絡がないんだよ!すぐに彼氏に話をするって言ってたのに」


「決心したのか?」あぁ。

「そうか。何年も付き合ってんだから簡単にはいかないだろ」

「どんな彼氏なのか知らないけど大丈夫なのか?」

大丈夫かって何が?

「監禁されるとか…DVされるとか」

何言ってんだよ。そんな事するわけないだろ!


「わかんないぞ。英美ちゃんの話だと相当葉瑠ちゃんの事溺愛してるらしいぞ。それが別れ話なんかされたらどうなると思う?」

やめろよ。不安になるだろ。


葉瑠……もしかしてそれで連絡出来ないとか?

違うよな?
葉瑠の事だからまたうっかりしてんだよきっと

ヒロちゃんが変なこと言うから気になるだろ!


「心配ならお前が電話すりゃいいだろ」

わかってるよ。今するとこだから‼


すぐに部屋に入り葉瑠に電話を掛けた。

♪~♪~♪ピツ。「葉瑠……大丈夫かぁ?」

「鏡也君どうしたの?大丈夫だよ……って何が…」

あっイヤ大丈夫ならいいんだ!


「葉瑠から連絡がないから、どうしたかな~って思っただけ」
何もないならいいんだけど

「………鏡也君」

んっ?葉瑠……?

「元気ないな!どうかしたの?」

「葉瑠~彼氏と話したの?」
「……」

葉瑠は何も言わない。
ヒロちゃんの言葉が頭をよぎって不安になった。

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