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秘密のキスは蜜の味【完結】
第11章 君は俺だけのモノ
*****
鏡也君はもう帰っちゃうの?
〝もう帰るだけだろ?買わなくても良くない?〟
そんなこと言われて、なんか寂しくなった……
まだ一緒に居たいのに……!帰っちゃうの?
「鏡也君は…もう帰るの?」
「なんで?泊まってほしいの?」
えっ?そんな言い方しなくても…
─鏡也君の素っ気ない言い方に悲しくなった。
忙しいのに私の為に昨日から来てくれたんだっだ──
「別にそうじゃないけど………」
「ふ~ん。なら帰ろうかな」えっ?
ほんとに帰っちゃうの?
鏡也君は急に立ち止まり私の顔を覗き込む。
「葉瑠……なんで素直に言えないの?いいのほんとに帰っても」
ムッ─だって!
「忙しいのに昨日から来てもらったから」
手を引かれて連れられてく…
「鏡也君……どこ行くの?」
飲食店街へ続く地下の階段を下りて行くと一番端っこまで連れていかれた。
「どうしたの?何で怒ってるの?」
一番端の階段横にはビールケースが積まれていて周りからは死角になっている。
「………なに?」
鏡也君に引っ張られ高く積まれたケースの脇に入るといきなり唇を塞がれた!
「んっーんっ」
息が出来なくて鏡也君の胸を軽く叩いた!
トントン「プァー鏡也君…」
「葉瑠……」急に抱きしめてきて!
「なに?……なんで怒ってるの?」
コツン。…とおでこを会わせて……
「葉瑠……いつも近くにいるわけじゃないんだよ。一緒にいるときくらい甘えなくてどうするの?」
「俺がこのまま帰ったら寂しくないの?」
んっ─寂しいよ。寂しいに決まってる!
鏡也君はもう帰っちゃうの?
〝もう帰るだけだろ?買わなくても良くない?〟
そんなこと言われて、なんか寂しくなった……
まだ一緒に居たいのに……!帰っちゃうの?
「鏡也君は…もう帰るの?」
「なんで?泊まってほしいの?」
えっ?そんな言い方しなくても…
─鏡也君の素っ気ない言い方に悲しくなった。
忙しいのに私の為に昨日から来てくれたんだっだ──
「別にそうじゃないけど………」
「ふ~ん。なら帰ろうかな」えっ?
ほんとに帰っちゃうの?
鏡也君は急に立ち止まり私の顔を覗き込む。
「葉瑠……なんで素直に言えないの?いいのほんとに帰っても」
ムッ─だって!
「忙しいのに昨日から来てもらったから」
手を引かれて連れられてく…
「鏡也君……どこ行くの?」
飲食店街へ続く地下の階段を下りて行くと一番端っこまで連れていかれた。
「どうしたの?何で怒ってるの?」
一番端の階段横にはビールケースが積まれていて周りからは死角になっている。
「………なに?」
鏡也君に引っ張られ高く積まれたケースの脇に入るといきなり唇を塞がれた!
「んっーんっ」
息が出来なくて鏡也君の胸を軽く叩いた!
トントン「プァー鏡也君…」
「葉瑠……」急に抱きしめてきて!
「なに?……なんで怒ってるの?」
コツン。…とおでこを会わせて……
「葉瑠……いつも近くにいるわけじゃないんだよ。一緒にいるときくらい甘えなくてどうするの?」
「俺がこのまま帰ったら寂しくないの?」
んっ─寂しいよ。寂しいに決まってる!