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第11章 君は俺だけのモノ

「なんでそこでキスなの？」

「…俺はしたくなったから葉瑠もそうかなって思って」

ペタンと座る葉瑠の腰に手を廻し顔を近づけると無言で唇を突き出してくる。

「キスしたい？言わなきゃダメ、しないよ」
ﾑｩ～イジワルだ～！

「鏡也君が我慢出来ないんじゃない？」

あっ！言ったな。
ま～それはそうなんだけど……

よし見てろよ葉瑠から俺を〝欲しい〟って言わせてやる。

葉瑠を抱えてベッドに下ろしピタリとくっ付いた…
「葉瑠ぅ」甘く囁けば、な～にぃ？って甘く答えてくれる

バスローブの隙間から手を入れ太ももを優しく撫で廻してから、一気にそれを捲りあげた！

あっやだ！

「あっ葉瑠…ちゃんと履いてたんだな」

俺から見えないように脚を閉じてくねらせるけど─
そんなの無駄な抵抗だよ！

葉瑠の足の間に滑り込み両足を開いて固定する。

「エロッ。このスケスケショーツ。全部脱いでる時よりエロいよ」

「やだそんなこと言って！キスの話してたのに…もう見ないでよ」

それはそれ！
見るに決まってんだろ！

「葉瑠…毛が薄いからハッキリ見えるよ」やだ。

ジーとそこを見つめてるとジワジワと滲みてくる。

「濡れてきたよ葉瑠…触ってもないのに」
「鏡也君やだったら」

「イヤらしいこと考えてたの？」
違うから──じゃなんで濡れてんの？

知らない──触ってほしかったら言わなきゃわかんないよ。

やあだっもうっ！──ほらっ凄いよ葉瑠…

「シミがどんどん拡がって、葉瑠のアソコの形までハッキリわかるんだけど……」