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秘密のキスは蜜の味【完結】
第11章 君は俺だけのモノ
戸惑いながらもゆっくりと指を動かし始めた。
俺は葉瑠の両膝を立たせて卑猥な光景をじっくり観察する。
濡れた指が上下に動き肉片を擦っていく!
それがなんとも卑猥でそそられる。
「俺しか見てないからね…葉瑠が気持ちいいように動かせばいいよ」
指を必死に動かす葉瑠だったけど、突然動きを止めて俺を見てきた。
「どうした?葉瑠もういいの?」
すると目尻から大粒の涙が零れた。
「……えっ……葉瑠…イヤだった?─ごめん。」
「ンッ…ヒッ、ヒック」
ごめん。こんなことさせて!
「きょぅ…や…くん…じゃなきゃ…やだ…」
葉瑠……
「きょうや…君じゃなきゃ…気持ち…よくないよ」
葉瑠を起こして強く抱きしめた。
「ごめん。そうだよねやり過ぎた!」
葉瑠にこんなこと言わせて…馬鹿だな俺は!
俺を求めさせようと必死になって
こんなにも俺に感じてくれてんのに─
「鏡也君は…もう、してくれないの?」
「んなわけないよ。俺はいつだって葉瑠を抱きたいと思ってる」
「葉瑠から俺を欲しがってほしくて意地悪した」
ごめんね!
「私だっていつも鏡也君に……」
んっ俺になに? ……「葉瑠な~に教えて」
俯いてる葉瑠の顎を上に向かせる「言って!」
「いつも、鏡也君に…」うん。
「──抱いてほしぃ」
…そう言って俺に抱きついてくる!
葉瑠……
「葉瑠もっかい言「もう言わない!」
口を尖らせ不貞腐れてる。
「葉瑠ちゃんお願い。大好き」