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秘密のキスは蜜の味【完結】
第11章 君は俺だけのモノ
───///
トントン「はぁはぁ鏡也君…時間」
軽く鏡也君の胸を叩いた…
これ以上したら離れたくなくなっちゃう。
「んっ~あっヤバッ」
慌てて支度してホテルを後にした。
駅まで見送りに行こうとしたんだけど─
「葉瑠を家まで送ってから帰るから」
なんで?地元なんだからひとりで帰れるよ。
「俺が電車に乗ったらさぁ。葉瑠が泣くんじゃないかと思うと俺が帰れなくなる」
「やだ。そんなこと言わないで。今泣きそうになっちゃうよ」
「だから送ってく」
そう言って家の近くまで送ってくれた!
「葉瑠ごめんな!夜まで一緒にいられなくて」
ううん、いいのごめんね忙しいのに……
「今俺さぁ、中途で入った奴の面倒みるように言われてんだけど…こいつが全然使えね~奴でさぁ。そいつのせいで自分の仕事が進まね~んだよ」
そうなんだ!大変なんだね。
私、我慢するから心配しないで。
ゆっくり…凄くゆっくり…歩いて来たのに……
もう着いちゃった。
繋いでた手を最後にギュッって握ると、手を引っ張られた。
「葉瑠…好きだよ。葉瑠は?」
「うん!大好き。」
「いい?何度も言うけど、寂しくなったら連絡しろよ」
コクン。
「さっ葉瑠…ここで見てるから家入って。」
うん。
「……ほらっ俺が帰れなくなるだろ?」
「……わか…った。」
いつまでもここに居たら鏡也君が乗り遅れちゃう。
歩き出して何度も振り向く私に鏡也君はずっと笑って見ててくれる!
最後に玄関先で手を振って家の中に入った!
トントン「はぁはぁ鏡也君…時間」
軽く鏡也君の胸を叩いた…
これ以上したら離れたくなくなっちゃう。
「んっ~あっヤバッ」
慌てて支度してホテルを後にした。
駅まで見送りに行こうとしたんだけど─
「葉瑠を家まで送ってから帰るから」
なんで?地元なんだからひとりで帰れるよ。
「俺が電車に乗ったらさぁ。葉瑠が泣くんじゃないかと思うと俺が帰れなくなる」
「やだ。そんなこと言わないで。今泣きそうになっちゃうよ」
「だから送ってく」
そう言って家の近くまで送ってくれた!
「葉瑠ごめんな!夜まで一緒にいられなくて」
ううん、いいのごめんね忙しいのに……
「今俺さぁ、中途で入った奴の面倒みるように言われてんだけど…こいつが全然使えね~奴でさぁ。そいつのせいで自分の仕事が進まね~んだよ」
そうなんだ!大変なんだね。
私、我慢するから心配しないで。
ゆっくり…凄くゆっくり…歩いて来たのに……
もう着いちゃった。
繋いでた手を最後にギュッって握ると、手を引っ張られた。
「葉瑠…好きだよ。葉瑠は?」
「うん!大好き。」
「いい?何度も言うけど、寂しくなったら連絡しろよ」
コクン。
「さっ葉瑠…ここで見てるから家入って。」
うん。
「……ほらっ俺が帰れなくなるだろ?」
「……わか…った。」
いつまでもここに居たら鏡也君が乗り遅れちゃう。
歩き出して何度も振り向く私に鏡也君はずっと笑って見ててくれる!
最後に玄関先で手を振って家の中に入った!