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秘密のキスは蜜の味【完結】
第12章 ゼロから始めよう

「ふぅ寒いな!早く帰ろ」

ご機嫌だな葉瑠は!
「楽しかった♪鏡也君また来ようね?」

しばらく歩いていると葉瑠の鼻までピンクに染まってくる。

「葉瑠…頬っぺ冷たいな」
信号待ちの時は頬を手で包んでやった!

「うふっ。あったかい♪」


その時「あっ鏡也見っけ」はっ?

麗子……。デジャヴかこれは?
前にもあったよなこんなこと……

「まだ続いてたんだ?鏡也にしたらずいぶん長いわね」

葉瑠は俺らの様子を見て手をギュッと握ってくる

不安になったか?
大丈夫だよ…気にしなくても!

俺は葉瑠の手を強く握り返した。

「お前には関係ない」
「あっそ。でもお店には来てよ。みんな鏡也を待ってるわよ」

行かね~よ……って俺が言おうとしたら……

「鏡也君は諦めて下さい。お店にも行きません」

「「──?」」
葉瑠が突然そう言いだした。

俺の背中に手を廻し抱き付いてきたかと思ったら
「ねっ?行かないよね~♪」ニコッ。


葉瑠…クスッ。

「あ~行かないよ。葉瑠がいるんだもんな」

うん♪
そんな葉瑠が可愛くて俺も葉瑠の背中に手を廻し無意識に二人で見つめ合ってたみたいだ。

「ばっかみたい!なんなのアンタ達。こんなとこで、二人の世界に入ってんじゃないわよ」

アホらし~。

俺らの様子を見て麗子は捨て台詞を吐いて暗闇に消えていった!

「あ~行っちゃったね♪」
「いいんだよ。葉瑠…ありがとな」

なにが?

「何でもない!葉瑠が大好きってことだよ」

そ~なの?──ああ。

「さぁ葉瑠、帰ろ」
「うん帰ろ」

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