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秘密のキスは蜜の味【完結】
第12章 ゼロから始めよう
「葉瑠が入れて」
えっ?─って困ったような顔してる。
「手に持って入れて。出来るだろ」
戸惑いながらも俺のを握って秘唇にあてがったところを、ゆっくり膣内に押し込んだ。
ズブズブ……
「あ~葉瑠─んナカ、気持ちいい」
「鏡也君……」
葉瑠が俺のシャツのボタンを外してくれる。
そのまま全開にしたシャツの内側から手を入れて抱きついてきた!
「あったかい」
俺も同じように葉瑠を抱きしめる。
「葉瑠もあったかいよ」
ふたりともシャツは着たままだ!
「うふっ。このまま?」
「そう。この方がエッチだな!」
俺は葉瑠を抱えてベットに腰を下ろした‼
膝に葉瑠を乗せたまま葉瑠を前後に揺さぶっていた。
その時──
ガチャン。───
はっ?──玄関の開く音………。
俺と葉瑠は繋がったままで動けないでいた!
ヒロちゃんか?
なんだよ。
葉瑠が昨日から来てるのは知ってるはずだろ?
ドアの向こうでも、怪しい雰囲気を察したのか動かない‼
葉瑠、声出さないで! コクン。
ヒロちゃん頼むぞドア開けんなよ。
暫くお互い牽制して様子を伺ってたんだけと……
♪♪ヴーヴー♪♪ヴーヴー♪♪
ビクッ。
携帯のバイブだ!そっと手を伸ばしてメールを確認するとヒロちゃんだ‼
【鏡也…悪い。忘れ物があって取りに来た。さっきメールして返事がないから留守だと思った】
【すぐ出るから】
はぁ~。勘弁してくれよ。ヒロちゃん!