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秘密のキスは蜜の味【完結】
第12章 ゼロから始めよう
******
あの時鏡也君と乗るはずだった観覧車。
ちょっとだけ遠回りして……漸くここまで来れた!
「鏡也君今日は置いてかないでね?」
「あぁ絶対に置いてかないよ」
繋いだ手をギュッって強く握ってくれる。
今日は風もなくってとっても星が綺麗だね!
二人で観覧車の下から上を見上げては嬉しさが込み上げてくる。
うふっ………「なにどした?」
「んっ?嬉しいなぁって想っただけ」
「そっ?葉瑠…まだ下から眺めてるだけだよ。これに乗って夜景を見てから感動するんじゃない?」
そっか。でも嬉しいんだもん!
「夜景もだけど鏡也君と一緒だから嬉しいの」
「………!!……もう葉瑠は……」
ギュッって急に抱き締めてくる。
「…………?クスッ…」
「ねぇ葉瑠…俺らここから始めよう?」
ここから?
「そう。ここからスタートしよ。俺達、遠距離だからさぁ…これからいろいろあるかもしれないけど何でも話して乗り越えような?」
うん。
「俺がもし葉瑠をイライラさせたらハッキリ言うんだぞ」
うん。
「葉瑠は何でも我慢しちゃうから心配なんだけど」
大丈夫だよ!
「あっそれと……」鏡也君?まだあるの?
「何度も言ってるけど、俺は葉瑠じゃなきゃダメだから……信じろよ?」
ウンウン。
「さぁ行こう」
──────
ゴンドラがゆっくりと上昇しワクワクとドキドキが混ざって興奮しちゃう!
あの時鏡也君と乗るはずだった観覧車。
ちょっとだけ遠回りして……漸くここまで来れた!
「鏡也君今日は置いてかないでね?」
「あぁ絶対に置いてかないよ」
繋いだ手をギュッって強く握ってくれる。
今日は風もなくってとっても星が綺麗だね!
二人で観覧車の下から上を見上げては嬉しさが込み上げてくる。
うふっ………「なにどした?」
「んっ?嬉しいなぁって想っただけ」
「そっ?葉瑠…まだ下から眺めてるだけだよ。これに乗って夜景を見てから感動するんじゃない?」
そっか。でも嬉しいんだもん!
「夜景もだけど鏡也君と一緒だから嬉しいの」
「………!!……もう葉瑠は……」
ギュッって急に抱き締めてくる。
「…………?クスッ…」
「ねぇ葉瑠…俺らここから始めよう?」
ここから?
「そう。ここからスタートしよ。俺達、遠距離だからさぁ…これからいろいろあるかもしれないけど何でも話して乗り越えような?」
うん。
「俺がもし葉瑠をイライラさせたらハッキリ言うんだぞ」
うん。
「葉瑠は何でも我慢しちゃうから心配なんだけど」
大丈夫だよ!
「あっそれと……」鏡也君?まだあるの?
「何度も言ってるけど、俺は葉瑠じゃなきゃダメだから……信じろよ?」
ウンウン。
「さぁ行こう」
──────
ゴンドラがゆっくりと上昇しワクワクとドキドキが混ざって興奮しちゃう!