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秘密のキスは蜜の味【完結】
第13章 ふたりの休日……
「洗ってあげるからおいで」
そう言ってお風呂場に連れてかれた!
いつ入れたのかもうお湯が張ってある……
「そこに座って」うん。
「触られたとこ洗うから脚、開いて」………え?
「何もしないよ…洗うだけだから」──コクッ。
「よしいいよ!おいで」
湯舟に浸かり鏡也君に跨がるように座らされた。
「葉瑠…痴漢怖かったか?」
うん。ギュッって首に抱き付いた。
「怖くて気持ち悪くて…ショーツの中に指を入れようとするから……絶対ヤダって思って大声で叫んじゃった…」
「えっ?─指?─んっ─頑張ったな、良かった」
「顔覚えてる?」うん。
「これからも電車に乗れる?」
……んっ…たぶん大丈夫だと思うけど──
「俺が逢いに行ければいいんだけどな?」
あっもう大丈夫だから、鏡也君忙しいんだから私が逢いに来るから!
「葉瑠が忘れられるように上書きするからね」
上書き?─そう。
「俺で忘れさせてやるってこと。分かった?」
そっとくちづけられた─鏡也君の唇に触れると身体が勝手に反応して疼き始める!
舌先で唇をツツかれ少しだけ開いた隙間からヌルッと舌が入り込んで私の中をウネウネと動き回る。
「んっ…はぁ」クチュクチュ……
腰を引き寄せられ鏡也君の唇が顎から首筋を何度も往復する。
「はぁ…はる」
「鏡也君…あとで…」
「んっ。…分かってる」
耳裏を舐められ鏡也君の吐息が私を擽ってくる。
「あぁん……んっ…ダ…メ」
「あ~我慢出来なくなるごめん。出よ」