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秘密のキスは蜜の味【完結】
第13章 ふたりの休日……
「俺にはおとなしく寝ろとか言ったくせに、盛りやがって」
「葉瑠が興奮してモジモジしてんだろ~が」
えっ私?……してないよ!
眠れないだけだから─
クスッ…「ねっ?葉瑠…」
そう言って片肘を立て覗き込んでくる!
「違う…「シー静かに」あっごめん。
鏡也君が顔をグッと近付けて私の顎に手を添える
「葉瑠…俺らもする?」
ブンブン……ダメだよ!
「ヒロちゃんと洋子さんもヤッてるよ?」
ダメだってば。
《あぁ~ヒロ…すごい…》………………ほらね?
すると鏡也君が私の耳元で囁き始めるの…
「今頃ふたりはどんな格好してるかな?─どう思う葉瑠……洋子さんが大きく脚を開いてヒロちゃんはペロペロ舐めてるのかな?─それとも指を入れてグチョグチョに掻き回したりして……」
やだなに言ってんの!
「葉瑠はどう思う?想像してごらん」
「俺達がいるのにあんなに大きな声が出ちゃうんだよ?繋がって腰を振ってんのかな?…」
──鏡也君がそんなこと言うからイヤでも想像しちゃうでしょ!
今、ふたりは………だめだめ……ブンブン
「ヒロちゃんの事だから俺達に聞かせたいのかも」
「葉瑠は声聞かせたい?」ブンブン。
「そうだよね」
そう言うと、すぐに頭を下げて首筋を舐めてくる。
「葉瑠は声我慢できるよね?」
あぁちょっと待って!
「葉瑠の声は他の奴には絶対聞かせない。俺だけのモノだよ……いい?」
ジーっと目を見てそんなこと言うから頷いちゃった。
コクコク……。
「んっ!お利口」