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秘密のキスは蜜の味【完結】
第14章 ふたりの休日②…jealousy
ガチャ。
マンションに帰って来るとすぐに寝室に入ってベッドに潜り込んだ。
せっかく楽しく過ごしてたのに…なんでこうなっちゃったんだろ。
私の心が狭いのかな?
あんな事くらいでヤキモチ妬いて冗談だって分かってたのに…鏡也君を困らせちゃった。
実際に告白されたわけじゃないのに…鏡也君の言葉を聞いたら悲しくなった。
あんな態度しちゃって──
謝らなきゃいけないってのは分かってるんだけど─
*****
葉瑠はここに帰って来るとすぐに部屋に籠ってしまった。
「葉瑠、ごめん」
ドアを開けようとすると「入って来ないで」
扉の外で部屋の様子を伺っていた──
とりあえず荷物を纏めてるような感じはないから良かったけど。
怒らせるつもりは全然なくてちょっとカラカッただけなんだよ!
せっかく二人で過ごす正月なのにまた泣かせちゃって─ほんとバカだな俺は!
少し時間をおいて部屋を覗いてみよう。
今日は二人で夕飯作ろうって約束したけどムリそうだな。
────
かなりの時間が経ったけどまだ出てこない。
そっとドアを開け中を覗くと背中を向けて眠ってる
「……葉瑠……葉瑠」
ベッドの脇に膝立ちになり寝ている葉瑠の顔を覗き込むと涙のアトが残っていた。
「──ん─?」
「葉瑠ごめんね!まだ怒ってる?」
ジーと俺の顔を眺めてる。
ううん。ブンブン
頭の後ろに手を添えてゆっくり抱き起こすと俺の肩に凭れて来た。
肩を抱いて頬を合わせた……
「ごめん。ヤキモチ妬かせたくて調子に乗った…」
コクン「分かってるけど…」
マンションに帰って来るとすぐに寝室に入ってベッドに潜り込んだ。
せっかく楽しく過ごしてたのに…なんでこうなっちゃったんだろ。
私の心が狭いのかな?
あんな事くらいでヤキモチ妬いて冗談だって分かってたのに…鏡也君を困らせちゃった。
実際に告白されたわけじゃないのに…鏡也君の言葉を聞いたら悲しくなった。
あんな態度しちゃって──
謝らなきゃいけないってのは分かってるんだけど─
*****
葉瑠はここに帰って来るとすぐに部屋に籠ってしまった。
「葉瑠、ごめん」
ドアを開けようとすると「入って来ないで」
扉の外で部屋の様子を伺っていた──
とりあえず荷物を纏めてるような感じはないから良かったけど。
怒らせるつもりは全然なくてちょっとカラカッただけなんだよ!
せっかく二人で過ごす正月なのにまた泣かせちゃって─ほんとバカだな俺は!
少し時間をおいて部屋を覗いてみよう。
今日は二人で夕飯作ろうって約束したけどムリそうだな。
────
かなりの時間が経ったけどまだ出てこない。
そっとドアを開け中を覗くと背中を向けて眠ってる
「……葉瑠……葉瑠」
ベッドの脇に膝立ちになり寝ている葉瑠の顔を覗き込むと涙のアトが残っていた。
「──ん─?」
「葉瑠ごめんね!まだ怒ってる?」
ジーと俺の顔を眺めてる。
ううん。ブンブン
頭の後ろに手を添えてゆっくり抱き起こすと俺の肩に凭れて来た。
肩を抱いて頬を合わせた……
「ごめん。ヤキモチ妬かせたくて調子に乗った…」
コクン「分かってるけど…」