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秘密のキスは蜜の味【完結】
第4章 気になって仕方がない
俺は電話もメールも好きじゃないから携帯だって滅多に使わない!
休みの日は昼過ぎまで寝てるし─
そんな男に付いてこれる女が居るんだろうか?
はぁっ~お先真っ暗じゃね~か。
オレ大丈夫か?
でも気になるんだから仕方がない‼
このまま終わっちまうのは悔しいしな………
さて!どうすっかな?
俺のキスにウットリしてたな葉瑠ちゃん……
すっげ可愛かった。
真司から電話がなきゃヤバかったな。
あんな眼で見つめられたら誰だって落ちるだろ。
まずはメールでもしてみるか?
イヤ──! でもすぐに連絡なんかしたら盛りのついた猫みたいで引くな?
葉瑠ちゃんからの連絡を待とうか?
でも連絡なんかくれそうにないよなぁ
はぁ!ヤバい、俺の妄想が止まらない。
「独りでボケと突っ込みかぁ鏡也!!」
は?え?ビクッた。
なんだよいきなり─
えっ?……ヒロちゃん、なんでココにいんの?…
「ドア開いてたぞ」
─あ~そうっすか……
「鏡也。葉瑠ちゃんとなんかあったろ!おぅ?」
なっなんで?………
「いつもの冷静な鏡也が、今日はおかしいぞ」
ヒロちゃんから落ち着くように言われた。
相当キョドってたらしい!
「えっ、そう!?」
「ヒロちゃんの気のせいじゃね?なんもね~よ」
アハハ─は~!
ヤバいヤバい!
ヒロちゃんにバレるとめんどくせーからな。