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秘密のキスは蜜の味【完結】
第4章 気になって仕方がない
でもヒロちゃんにそんな事を言われてちょっと冷静になれたかも…
しばらくは大人しくしていた方が良さそうだな。
その間にこれからの事を考えよう。
そう思っていた頃
俺に女神が舞い降りた。
俺が仕事で手掛けてるCDは今まで都心部でしか売り込みや販売はされてないんだけど…
最近では売り上げは低迷。
頻繁に作戦会議もやってたけど、今回幅広く売り出す事になった。
これからは地方の売り込みに力を入れることになったわけで──
そこで先ずはいくつかピックアップした地方都市を回り、リサーチして会議にかけることになった!
そのピックアップ先に葉瑠ちゃんと英美ちゃんの地元も含まれていたんだ‼
すっげ~ラッキーじゃん!
───///
「もしもし英美ちゃん?鏡也だけど─」
「鏡也君、久しぶりだね。どうしたの?」
実はさぁ──仕事で英美ちゃんの地元に行くことになったことを話した…
「どこがお薦めかな?」
行ったことがないから分かんなくて……とか言ってみたりして。
食事や観光場所などリサーチするという名目で電話をした。
いやほんとに仕事だけど、何かのきっかけになるんじゃないかっていう下心はあったかな
すると俺の思惑通り英美ちゃんが……
「そうなんだぁ?…だったら葉瑠に案内でもして貰えば? 連絡しといてあげるよ」
やった!
英美ちゃん……その言葉を待ってたんだよ俺は……