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秘密のキスは蜜の味【完結】
第16章 切なくて…恋しくて…

相変わらず仕事は忙しいけど!
ただ葉瑠が来るのを楽しみに仕事をこなしてたんだ

「鏡也君ごめんね」
「イヤいいよ!仕事だから仕方ない」

来週末に葉瑠が来る予定だったけど、展示会の準備で出勤になったらしい‼

すげ~楽しみにしてたけど仕方ない。

俺が逢いに行けないんだから……葉瑠ばっかりにムリをさせるわけにはいかないよ!

「楽しみにしてたのに……はぁ」

「葉瑠─今度休み取れたら旅行でも行こうか?」

「えっ?。…あっそうだ鏡也君来月は休み取れない…よね?」
「来月かぁ…ごめん出張もあって……なんかあんの?」

「ううん。なんでもないよ」

さっきから葉瑠はため息ばっかだな。
葉瑠?ため息つくと幸せが逃げるぞ

「うん。ごめんね」

*****
カランカラン

「ヒロちゃん飯…」
「おっ……おう」

仕事終わりにヒロちゃんとこで飯喰って帰ろうと思ってやって来た。

俺の顔を見たヒロちゃんが小声で話し掛けて来た。
「鏡也また来てるぞ。美咲ちゃん」

えっ?遠藤?─
振り返るとボックス席に遠藤と、友人らしき子とふたりで飲んでいた。

「あっ鏡也さん。お疲れさまです」

俺に気づいた遠藤がこっちに近付いてきた。

「遅かったですね!今日は友達を連れて来ちゃいました。一緒に呑みませんか?」

「イヤいいわ。またな!」
「そっそうですか?」

残念そうに遠藤はボックス席に戻って行った。

今日も遠藤とは仕事で一緒だったんだ。
ここまで来て一緒ってのは疲れるよ!

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