この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第16章 切なくて…恋しくて…

「鏡也さんとは仲良くやってるか?寂しくて毎日泣いてんじゃないだろうな?」

えっ?─泣いてないよ。泣くわけないでしょ。 

「ほ~葉瑠も大人になったんだな。ちょっと心配してたんだよ葉瑠泣き虫だから」

「心配はしなくて大丈夫です失礼な……」
アハハハそうかそうかじゃ良かったよ。


「葉瑠?──仲良くやってるならいいけど、何かあったら誰かに相談しろ。葉瑠は全部1人で抱え込むから」

「……えっ……うん。あっありがとう!」

祐輔はやっぱり優しいね。
私になんて優しくしなくていいのに……

私ね!今……優しい言葉を掛けられたら泣きそうになっちゃうからやめて。

祐輔だけには心配掛けちゃいけない!
祐輔にはそんなことでしか返せないから。



───//////

葉瑠…なんかあったんだろ?

俺の前で必死に堪えてるのが分からないと思うか?
ずっと葉瑠を見てたんだそ。

辛いことがあっても…もう俺には相談も出来ないんだな?

無理して笑う葉瑠を見てると抱き締めたくなる。
〝戻ってこい"って言いたくなる!

葉瑠に手を延ばしたくなるから……
俺の前でそんな顔するな。

だめだな俺……

「祐輔?もう帰らなきゃ」

「あっあ~そうだな」

「葉瑠…あの、──頼むから!元気出せ」
「えっ?─祐輔…」

鏡也さん頼むよ!葉瑠を泣かさないでくれよ。

葉瑠が幸せじゃないと……俺いつまでも前に進めないから───!


「葉瑠…元気だせ。じゃ~な」
「うん。ありがとう祐輔─じゃ~ね」

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ