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秘密のキスは蜜の味【完結】
第5章 どうしようもなく君が好き
*****
えっ?……葉瑠ちゃん?
はいっ?……コホッ。コホッ。
じゃ私はこれで…って帰ろうとする葉瑠ちゃんの手を慌てて掴んだ。
このままバイバイなんて寂しいだろ?
けど─
「えっ、葉瑠ちゃん!すっごい手……熱いけど!」
──手を掴むと物凄く熱いんだよ…
「へっ? そうですか?大丈夫ですよ~。」
コホッ。ハァハァ。
いや大丈夫じゃね~だろ?
肩で息をしてるし顔もほんのり赤い…
コホッ。コホッハァハァ
葉瑠ちゃんを抱き寄せ、額に手を充てると高い熱があるのが分かる。
チッ。何で気付かなかったんだよ──
葉瑠ちゃんごめん。具合が悪かったんだね‼
早くリサーチを終わらせゆっくり食事でもしようと足早に連れ回してしまった!
顔を覗き込むと眼を潤ませ
〝大丈夫ですよ!〟
そう言ってニッコリ笑うんだよ。
コホッコホッ…
こんなに熱があって……大丈夫じゃないよ!
急に愛しさが込みあげてきて思わず抱き寄せてしまった。
「葉瑠ちゃん、ごめんな」
すると、葉瑠ちゃんは力が抜けたように俺に身を任せて凭れてきた!
葉瑠ちゃん?大丈夫か?
「きょ…ぅや……くっ…ごめ…っなさ……」
「もう大丈夫だから」
凭れてグッタリする彼女の膝をとって抱き上げた。
そして何とか客待ちのタクシーを捕まえ取り合えず今夜の宿に向かう。
俺の腕の中で眠りについた葉瑠ちゃんをそっと抱きとめ髪を撫でてやると─
時折……んっ。…可愛い吐息を洩らした!
──ごめんな葉瑠ちゃん。
えっ?……葉瑠ちゃん?
はいっ?……コホッ。コホッ。
じゃ私はこれで…って帰ろうとする葉瑠ちゃんの手を慌てて掴んだ。
このままバイバイなんて寂しいだろ?
けど─
「えっ、葉瑠ちゃん!すっごい手……熱いけど!」
──手を掴むと物凄く熱いんだよ…
「へっ? そうですか?大丈夫ですよ~。」
コホッ。ハァハァ。
いや大丈夫じゃね~だろ?
肩で息をしてるし顔もほんのり赤い…
コホッ。コホッハァハァ
葉瑠ちゃんを抱き寄せ、額に手を充てると高い熱があるのが分かる。
チッ。何で気付かなかったんだよ──
葉瑠ちゃんごめん。具合が悪かったんだね‼
早くリサーチを終わらせゆっくり食事でもしようと足早に連れ回してしまった!
顔を覗き込むと眼を潤ませ
〝大丈夫ですよ!〟
そう言ってニッコリ笑うんだよ。
コホッコホッ…
こんなに熱があって……大丈夫じゃないよ!
急に愛しさが込みあげてきて思わず抱き寄せてしまった。
「葉瑠ちゃん、ごめんな」
すると、葉瑠ちゃんは力が抜けたように俺に身を任せて凭れてきた!
葉瑠ちゃん?大丈夫か?
「きょ…ぅや……くっ…ごめ…っなさ……」
「もう大丈夫だから」
凭れてグッタリする彼女の膝をとって抱き上げた。
そして何とか客待ちのタクシーを捕まえ取り合えず今夜の宿に向かう。
俺の腕の中で眠りについた葉瑠ちゃんをそっと抱きとめ髪を撫でてやると─
時折……んっ。…可愛い吐息を洩らした!
──ごめんな葉瑠ちゃん。