この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第16章 切なくて…恋しくて…
────!!!
「せっかくだから鏡也さんと来れば良かったのに」
へっ……あっそうなんだけど忙しくて。アハハ

「うまくいってるんでしょ?鏡也さんと」
うん。まぁ……

「ちょっとなんかあんの?もしかして別れちゃったとか?─」

違うよ!別れてはないけど……

「悩んでんの?」………んっ?ちょっとね。


彩ちゃんは遠距離の先輩だから私の不安な気持ちをわかってくれるでしょ。

「私、どうすればいい?」

「葉瑠…私もね?何度も…もう無理って思ったよ。その度に電話して慰めて貰ったり、たまには喧嘩もしたよ。あまりにも私が感情的になって怒鳴ったりしたから」

彩ちゃんが?─そう。

「ひとりで考えたって結論なんて出ないしさぁ。
言いたいこと言ってダメならいいやって開き直ったの」

「葉瑠はさぁ…言わないで我慢しちゃうでしょ?」
それダメだから!

〝全力でぶつかって…それでもやっぱり無理だと思ったら止めればいいでしょ?結論出すの早すぎ!〟

「まったく。葉瑠がひとりで考えて答えが出るわけないでしょ」

ムッ・・・・そんなにボロクソ言わなくても──

「で、鏡也さんはなんて言ってんの?」
んっ?──さぁ・・・─アハハ

「はあ?聞いてないの?」うん。

「このおバカ!」
まったく…なにやってんのよアンタは!

だって──

彩ちゃんに叱られちゃった。

「はぁ~‼」
大きなため息を吐いて相当呆れてる。

ごめんなさい。

「事情があったのかもしれないでしょ?気になることは聞かなきゃダメよ」

そうだけど………

やっぱり私が一方的だったの?

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ