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秘密のキスは蜜の味【完結】
第16章 切なくて…恋しくて…
────!!!
「せっかくだから鏡也さんと来れば良かったのに」
へっ……あっそうなんだけど忙しくて。アハハ
「うまくいってるんでしょ?鏡也さんと」
うん。まぁ……
「ちょっとなんかあんの?もしかして別れちゃったとか?─」
違うよ!別れてはないけど……
「悩んでんの?」………んっ?ちょっとね。
彩ちゃんは遠距離の先輩だから私の不安な気持ちをわかってくれるでしょ。
「私、どうすればいい?」
「葉瑠…私もね?何度も…もう無理って思ったよ。その度に電話して慰めて貰ったり、たまには喧嘩もしたよ。あまりにも私が感情的になって怒鳴ったりしたから」
彩ちゃんが?─そう。
「ひとりで考えたって結論なんて出ないしさぁ。
言いたいこと言ってダメならいいやって開き直ったの」
「葉瑠はさぁ…言わないで我慢しちゃうでしょ?」
それダメだから!
〝全力でぶつかって…それでもやっぱり無理だと思ったら止めればいいでしょ?結論出すの早すぎ!〟
「まったく。葉瑠がひとりで考えて答えが出るわけないでしょ」
ムッ・・・・そんなにボロクソ言わなくても──
「で、鏡也さんはなんて言ってんの?」
んっ?──さぁ・・・─アハハ
「はあ?聞いてないの?」うん。
「このおバカ!」
まったく…なにやってんのよアンタは!
だって──
彩ちゃんに叱られちゃった。
「はぁ~‼」
大きなため息を吐いて相当呆れてる。
ごめんなさい。
「事情があったのかもしれないでしょ?気になることは聞かなきゃダメよ」
そうだけど………
やっぱり私が一方的だったの?
「せっかくだから鏡也さんと来れば良かったのに」
へっ……あっそうなんだけど忙しくて。アハハ
「うまくいってるんでしょ?鏡也さんと」
うん。まぁ……
「ちょっとなんかあんの?もしかして別れちゃったとか?─」
違うよ!別れてはないけど……
「悩んでんの?」………んっ?ちょっとね。
彩ちゃんは遠距離の先輩だから私の不安な気持ちをわかってくれるでしょ。
「私、どうすればいい?」
「葉瑠…私もね?何度も…もう無理って思ったよ。その度に電話して慰めて貰ったり、たまには喧嘩もしたよ。あまりにも私が感情的になって怒鳴ったりしたから」
彩ちゃんが?─そう。
「ひとりで考えたって結論なんて出ないしさぁ。
言いたいこと言ってダメならいいやって開き直ったの」
「葉瑠はさぁ…言わないで我慢しちゃうでしょ?」
それダメだから!
〝全力でぶつかって…それでもやっぱり無理だと思ったら止めればいいでしょ?結論出すの早すぎ!〟
「まったく。葉瑠がひとりで考えて答えが出るわけないでしょ」
ムッ・・・・そんなにボロクソ言わなくても──
「で、鏡也さんはなんて言ってんの?」
んっ?──さぁ・・・─アハハ
「はあ?聞いてないの?」うん。
「このおバカ!」
まったく…なにやってんのよアンタは!
だって──
彩ちゃんに叱られちゃった。
「はぁ~‼」
大きなため息を吐いて相当呆れてる。
ごめんなさい。
「事情があったのかもしれないでしょ?気になることは聞かなきゃダメよ」
そうだけど………
やっぱり私が一方的だったの?