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秘密のキスは蜜の味【完結】
第16章 切なくて…恋しくて…
──*****
「あのぅ─鏡也さん?─研修の日程が出たんですけど」
はっ?─あぁそうか。
葉瑠と連絡も取れなくて、こんな時に!タイミングが悪すぎる。
毎年恒例の北海道への研修だ。
今年は遠藤も連れて挨拶回りもしなきゃいけない……
遠藤と行くことは前に葉瑠には言ったけど…
ヤだよな?葉瑠が知ったら。
「はぁ~」どうすればいい?
メールだけでもしとこうか……でも
こんなときに遠藤の名前なんか出したら、ますます俺から離れちまうよな。
仕方ない…このまま行くしかないか……
よしあのテナントで葉瑠に何か買ってやろう。
いつか葉瑠をあそこに連れて行ってやりたいんだよ……
あそこは葉瑠が喜びそうだから……
「鏡也さん──あの、葉瑠さんとは。。。」
「へっ?………遠藤には関係ない。気にするな」
「鏡也さん……あの…」なに?─
なにか言いたげにモジモジしてる。
なんだよ?
「私…わたしじゃ、ダメですか?」
はっ?……
「私じゃ、いつでも傍にいてあげられます」
そう言ったまま俯いてる!
「────悪いな遠藤。俺は葉瑠しかムリ。正直お前じゃ勃たね~よ」
「えっ?──」
遠藤にもそのうち、そんな男が見つかるよ!
もう引っ掻き回さないでくれ。
「そんな─ひどい」
ポロポロ涙をこぼして泣き出したけど…
泣きたいのは俺の方だよ!
「遠藤、オヤジさんに言って家賃上げても構わないから」
だからもうほっといてくれ。
「あのぅ─鏡也さん?─研修の日程が出たんですけど」
はっ?─あぁそうか。
葉瑠と連絡も取れなくて、こんな時に!タイミングが悪すぎる。
毎年恒例の北海道への研修だ。
今年は遠藤も連れて挨拶回りもしなきゃいけない……
遠藤と行くことは前に葉瑠には言ったけど…
ヤだよな?葉瑠が知ったら。
「はぁ~」どうすればいい?
メールだけでもしとこうか……でも
こんなときに遠藤の名前なんか出したら、ますます俺から離れちまうよな。
仕方ない…このまま行くしかないか……
よしあのテナントで葉瑠に何か買ってやろう。
いつか葉瑠をあそこに連れて行ってやりたいんだよ……
あそこは葉瑠が喜びそうだから……
「鏡也さん──あの、葉瑠さんとは。。。」
「へっ?………遠藤には関係ない。気にするな」
「鏡也さん……あの…」なに?─
なにか言いたげにモジモジしてる。
なんだよ?
「私…わたしじゃ、ダメですか?」
はっ?……
「私じゃ、いつでも傍にいてあげられます」
そう言ったまま俯いてる!
「────悪いな遠藤。俺は葉瑠しかムリ。正直お前じゃ勃たね~よ」
「えっ?──」
遠藤にもそのうち、そんな男が見つかるよ!
もう引っ掻き回さないでくれ。
「そんな─ひどい」
ポロポロ涙をこぼして泣き出したけど…
泣きたいのは俺の方だよ!
「遠藤、オヤジさんに言って家賃上げても構わないから」
だからもうほっといてくれ。