この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第17章 心配でたまらない

今、掛けようとして……

「遅い!俺が出てからどれだけ時間が経ったと思ってんの」

「ごめんなさい」
「ほんとに不審者だったらどうすんの?」

んっ……。ギュッ
「葉瑠が気を付けてくれなきゃ、すぐ助けに来れないんだから」

うん。今度から気を付ける。
「携帯は?何回も電話したんだけど…何してたの」

「携帯は部屋……なんか動けなくてずっとここに座ってたから気が付かなかった」

「ずっとって……俺が帰ってから?」うん。


「…………そっか」
鏡也君はせつなそうな顔…

そっと私を抱きしめてくれた。

「ごめんね!電車もう無くなっちゃったよね!」

私のせいで鏡也君の仕事にまで……
どうしよう……「タクシーで帰る?」

「タクシーってここから、いくらかかると思ってんの?」
「今、2万位なら…足りないか」

バカ……いいんだよそんなの。って鏡也君が!

「遠藤にはメールで報告させるから」
「………」

遠藤さん、私の事ダメな彼女って思うかな?

「葉瑠……心配すんな、俺が勝手に戻ってきたんだから」
んっ?──鏡也君なんで?

「また余計なこと考えてんだろ?」
葉瑠の考えそうな事は大抵わかるよ。って。


「それより今日泊めてくれますか?」

うん。もちろん!
「良かった!明日始発で帰るから」

私のせいで鏡也君に迷惑掛けちゃったけど……
でももうちょっとだけ一緒に過ごせるから嬉しい

「お風呂入れてくるね」
「葉瑠……じゃ一緒に入る?」

それはダメ。いくら二人きりでも家じゃ……

「冗談だよ」

ムッ……!

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ