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秘密のキスは蜜の味【完結】
第1章 第1部…嘘ついちゃった
まだ結婚の話とかないの?って英美ちゃんが…
「 えっ?結婚なんてないよ~まだ私22だよ 」
「いやいや……。私も22だし。真司なんて21じゃん!!祐輔さんと付き合って4年でしょ‼ 結婚とか考えるでしょ?」
う~ん‼ どうだろ!
まだそんな事考えた事ないけど!
私……家事とか苦手だし‼
それに……結婚となると躊躇しちゃう。
踏み切れないって言うか───
このままいずれは祐輔と……とは思うけど私は結婚はまだいいかな!!
「なんだつまんないの…」
何となくそんな会話をしながら歩いていると…たくさん可愛いお店があるじゃない?…
「あっかわい‼」
「うわっこれ素敵!」
始めてくる街だけど…こんなに素敵なお店がたくさんあるなら今度本社に来たときは時間作って行ってみよっと
私ったらついつい仕事目線で見ちゃうから…
…無意識なんだけど……大きな独り言を呟いてキョロキョロしてたみたい───
「ちょっと葉瑠ぅ……挙動不審だよ!?……田舎者に見られちゃうから! もうっほんっとに私達の方が恥ずかしいでしょ………」
あっごめん。
─でも田舎者なんだからしょうがないよ…
それに都内では仕事ではよく来るけどゆっくり見てる暇ないもの……
「それが天然っ子の葉瑠ちゃんでしょ? ─あっ葉瑠ちゃんここだよ」
天然っ子……ってなによそれ!真司くん
私って天然?……じゃないでしょ。