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秘密のキスは蜜の味【完結】
第18章 まさかの展開
「知り合いなら早く言えよ、じゃあと頼んだぞ」
えっちょっと課長行かないでよ~気まずいよ!
あ~行っちゃった~。
「あっあの…よろしく…お願いします」
ちょっと何か言ってよ!久美子さん…
さっきからジーっと私を見てて怖いんですけど。
「あの~「まだ付き合ってるの?」えっ?
「………誰と?…」
「はあ?鏡也に決まってるでしょ」
そう言って睨まれちゃった。
だって…久美子さんと会った頃は鏡也君とは付き合ってなかったから~。
「……はぃ。お付き合い、してます……」
鏡也と別れて……とか言われちゃうのかな!
「そっ!鏡也…独占欲が強いから息苦しくなる時が来るかもしれないけど、絶対に離れちゃダメよ」
えっ?久美子さん……なんで?
「私は鏡也から完全に拒否されちゃったから…諦めたわ。もう邪魔しないから安心して」
じゃそう言うことだから、仕事はキッチリやるわよ
捨て台詞を残して行っちゃった…
久美子さん……鏡也君が忘れられなくて電話やメールを何回もしたらしい。
けどなんの返事も返ってこなかったって…
ただ1回だけ
【俺達はもう戻れない、久美子も自分の道へ進め】
このメールのあとは拒否されたって。
ヒロちゃんのお店にも行ったらしいけど……
「鏡也があなたと出逢ってどれだけ変わったかを散々聞かされてバカバカしくなった」って!
そんなことがあったの?何も知らなかった。
そんなこと聞いたら凄く鏡也君に逢いたくなっちゃった……