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秘密のキスは蜜の味【完結】
第18章 まさかの展開
私と英美ちゃんは久しぶりの再会に盛り上がって暫く話し込んでいた!
鏡也君と真司くんはヒロちゃんとお話し中。
「英美ちゃんそろそろ帰ろ。もう葉瑠ちゃんを鏡也君に返してあげなきゃ」
あっそうだね!
「鏡也くぅ~ん葉瑠持ってってい~よ」
「じゃ葉瑠またね!」
「うんまたね。真司くんもバイバイ」じゃ~ね!
「葉瑠俺らも行こうかあんまり時間ないから」
そうだね。……ヒロちゃんとも殆んど話しも出来なかったけど、また来るからね!
───/////
「葉瑠やっぱり帰る?」
「うん。ごめんね!展示会の仕事がまだ残ってて」
ごめんね鏡也君。嘘ついちゃって!
お母さんが引っ越すから…なんて言ったら心配すると思うから…
暫くしてから話そうと思って!
一人暮らしに慣れたら言うから待っててね?
「そっか。残念だけど我慢するよ!」
マンションに帰ってもすぐ電車の時間になるからって!ゆっくり駅に向かって歩きだした。
「そんなに忙しいんだ?」あっ!うっうん。
「課長がねっ?私ばっかりカラカってくるから中々進まなくて。居ない時に片付けなきゃ終わんないの」
「えっ、そんなオヤジがいんのか?」
「オヤジじゃないよ!まだ32歳。仕事は出来てイケメンなのに口が悪いの」
はあ?
「へっ……あっ鏡也君が、気にするような人じゃないからね」
私ったら余計なこと言っちゃった?……
また心配しちゃうかな。
「今日もそいつと一緒に来たの?」
「うっ、うんそうだけど」