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秘密のキスは蜜の味【完結】
第18章 まさかの展開
****
週末の展示会を前に部長から皆に集合が掛かった!

「…………いよいよ土曜日に展示会だ。手伝いに行く者はしっかりやってくれ。…以上だ」

「「「はい。」」」

私はファッションショーの最終リハーサルのため藤堂課長と金曜日から行くことになっていた!

「宮下~。今日は早く寝て明日遅刻するなよ!凄い顔してギリギリで駆け込むと恥ずかしいぞ」クスクスクス

ちょっと藤堂課長ったら大きな声で叫ばないでよ。

みんな笑ってるじゃないの。

「宮下分かったか?」
近付いてきて頭をポンポン。

「わかってますよ。子供みたいに止めてください」

「お前ほんとに可愛いな」ガシガシ。
あっやだ。髪の毛乱れちゃうよ……んっ~もう!

悪りぃ悪りぃ。そんな怒るな!

「さて、いつまでも宮下と遊んでるわけにはいかないんだよ。俺はこれから会議なんだから」

宮下も遊んでないで早く帰れ。

誰も遊んでなんて言ってませんけど……
課長が勝手に………

はぁ~もういいよ帰ろ!

「じゃお先に失礼します」

「ああ気を付けて帰れよ」
はいはい。


***
ただいま~お母さ~ん。

「あっお帰り今日は早いわね」うん。

明日早いから早く帰えれって課長がーーー!

土曜日に展示会が始まるんだけど私は前のりして最終の打ち合わせとリハーサルがあるの

「土曜日展示会終わったら帰って来るからね!」

「何で?鏡也君とこに行って来たら」

だってお母さん引っ越しちゃうのに最後の日くらい一緒に居たいでしょ?

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