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第18章 まさかの展開

♪～♪☆♪♪～＊いよいよ本番当日。

ファッションショーの会場は大音量で音楽が流されスタッフも気合いが入る！

─@&♪♪$+?♪♪～♪%♪
「まずまずお客の入りもいいし…いけるぞ」
「そうですね」

裏では衣装チェンジにモデルやフィッターがバタバタと走り回って戦争のよう。

なのに……表では別世界。

会場の盛り上がりも最高潮。


次は久美子さんの番‼

「さすが他のモデルと違うな秋嶋久美子は」

「そうですね…凄いな久美子さん格好いい。私もあんな風に生まれたかったな……」

小さなひとり言……!


♪♪☆♪♪～♪%♪～♪＊@♪

ｸｽｯ……「お前は今のままの方がいいよ」

「えっ？課長～今なんて言ったんですか～？」

音が大きくて『お前は…』のあとよく聞こえなかったんだけど！

「なんでもね～よ」
はい～？なんですか～？


────☆☆☆
「「「お疲れ様でした」」」

「大成功だな」はい！

あっ久美子さんが出てきた！
「久美子さんお疲れ様でした。カッコ良かったです」

「そっ？私はプロだからこんなの当然よ」
…あっそう…ですけど……

私、余計なこと言ったのかな？

ﾌｯ「でも、久しぶりにいいショーだったわよ」

え？ほんとに？
久美子さん……ありがとうございます‼

「じゃお疲れ」
「はいお疲れ様でした」ペコッ！

はぁ久美子さんったらほんとに格好いいんだから…

最後のお客様を入口で見送って……スタッフ総出で後片付け。

「はぁ～終わった～さぁ帰ろ」

「おい待て。ボケ行くぞ」ﾊﾞｼｯ。…痛った。
何するんですか課長！