この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第19章 一人暮らしなんて…へっちゃら!?
****
「ヒロちゃん来たよ~あっ鏡也君も久しぶり」
「おぅ英美ちゃん。また一段と腹がデカくなったな」
「そうなの!足の爪も自分じゃ切れなくて」
「そうそう俺が色々やらされて……」
「そんなの当たり前じゃない」
真司、贅沢言うな!……俺なら葉瑠に爪切って…!
なんて言われたら喜んでするぞ。
「鏡也君?葉瑠はどうだって…ひとり暮らし」
はあ?……ひとり暮らし?
「あれっ違うの?おばさんがおじさんのとこへ引っ越すから一人で住むんだって……」
なんだよそれ。聞いてないけど!
昨日も電話したけどそんなこと一言も言ってなかったぞ…
「えっ?……あっ鏡也君が聞いてないなら勘違いかな?…うん、私の勘違いだわきっと」アハハ─
「それいつの話し?」
えっと、英美ちゃんは首を傾げて苦笑い。
「英美ちゃん?──」
「あっ、あの~たしか展示会で…来たとき…かな」
はあ?展示会ってもう1ヶ月も前じゃん。
「なんで俺には言わねぇんだよ」
「それはあれだわきっと…鏡也が遠距離通勤とか言い出すから!………心配させないように黙ってたんだろ」
なんだよヒロちゃんまで─
それにしたって─
「鏡也君、遠距離通勤なんて考えてたの?」
「そうらしいぞ」
「それなら葉瑠は言わないかもね」
ガタッ。「俺帰るわ」
葉瑠の口からちゃんと聞かなきゃ。
「あっ鏡也君。葉瑠を怒らないで」
怒らないよ。話聞くだけだから!
葉瑠の事だからヒロちゃんが言ったように…俺に心配させないように黙ってたんだと思うけど……
でも……それじゃ寂しいよ俺は
「ヒロちゃん来たよ~あっ鏡也君も久しぶり」
「おぅ英美ちゃん。また一段と腹がデカくなったな」
「そうなの!足の爪も自分じゃ切れなくて」
「そうそう俺が色々やらされて……」
「そんなの当たり前じゃない」
真司、贅沢言うな!……俺なら葉瑠に爪切って…!
なんて言われたら喜んでするぞ。
「鏡也君?葉瑠はどうだって…ひとり暮らし」
はあ?……ひとり暮らし?
「あれっ違うの?おばさんがおじさんのとこへ引っ越すから一人で住むんだって……」
なんだよそれ。聞いてないけど!
昨日も電話したけどそんなこと一言も言ってなかったぞ…
「えっ?……あっ鏡也君が聞いてないなら勘違いかな?…うん、私の勘違いだわきっと」アハハ─
「それいつの話し?」
えっと、英美ちゃんは首を傾げて苦笑い。
「英美ちゃん?──」
「あっ、あの~たしか展示会で…来たとき…かな」
はあ?展示会ってもう1ヶ月も前じゃん。
「なんで俺には言わねぇんだよ」
「それはあれだわきっと…鏡也が遠距離通勤とか言い出すから!………心配させないように黙ってたんだろ」
なんだよヒロちゃんまで─
それにしたって─
「鏡也君、遠距離通勤なんて考えてたの?」
「そうらしいぞ」
「それなら葉瑠は言わないかもね」
ガタッ。「俺帰るわ」
葉瑠の口からちゃんと聞かなきゃ。
「あっ鏡也君。葉瑠を怒らないで」
怒らないよ。話聞くだけだから!
葉瑠の事だからヒロちゃんが言ったように…俺に心配させないように黙ってたんだと思うけど……
でも……それじゃ寂しいよ俺は