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秘密のキスは蜜の味【完結】
第19章 一人暮らしなんて…へっちゃら!?
「……以外と快適なの!小言言われないから」
「何だ!葉瑠が寂しがってたら逢いに行こうと思ってたのに……じゃまたにしようかな?」
「えっ?来れるの?寂しいから逢いに来て…お願い」
クスッ。そう?じゃ何とかするよ!決まったら連絡するから
葉瑠……やっぱり寂しかったんだな…ずいぶん嬉しそうだ!
「それまで大人しく待ってろよ、寂しい時は遠慮しないで電話すること。いい?」
「うん。わかった!ありがとー」
心配したけど声の感じは大丈夫そうだな?
ちょっと安心したよ!
****
バレちゃった!
きっと英美ちゃんだな~!
でも怒ってなくて良かった。
イタズラ電話の事は言えなかったけど……
ちょっとだけ心が軽くなった。
それに鏡也君が来てくれるって……嬉しい
忙しいのに時間を作ってくれるんだって。
展示会終わったら私がいっぱい逢いに行くって言ったのに、後処理まですることになったから暇がなくなっちゃって……
鏡也君の休みはいつかな?
それまでに私も仕事を片付けておかなくちゃ。
ちょっと気分が落ちてたのが嘘みたいに明るくなった…
よし明日からまた頑張ろう。
────
まだ夜中に電話は来るけど留守電になると切れるし…だいぶ回数も減ってきた。
それにさっき鏡也君からメールが来たの‼
来週の土曜日休めそうだから来てくれるって…
【日曜は取引先の都合で仕事だけど金曜の最終までには行くからね】
やった~嬉しい!