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秘密のキスは蜜の味【完結】
第19章 一人暮らしなんて…へっちゃら!?
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お互いの背中に手を回し抱き合っていた!
葉瑠…どした?
ビックリさせ過ぎたかな、身体が堅くなってるよ。
「葉瑠…俺見て」なに?
クスッ…強張った身体を解すように背中を擦って目を会わせると漸くにっこり笑ってくれた。
「鏡也君ありがと。疲れてない?」
「んっ?疲れてたけど、葉瑠の顔見たらふっ飛んだよ」
久しぶりに触れる葉瑠は少しだけ痩せたような……
抱き合いながら、ゆり籠を揺らすように身体を揺らすと安心したように凭れてくる。
「寂しかった?」──コクン「……凄く!」
そっか来て良かったよ!
夕べの葉瑠がやけに気になって…
元々泣き虫の葉瑠だけど、それにしても昨日の泣き方はいつもと違うような気がして
「葉瑠…広い家に一人で寂しいんじゃない?」
「…………うん。ちょっとだけ…」
今日は何となくいつもの葉瑠じゃないような…
口数も少なくて俺から離れようとしないんだよ!
「葉瑠?─腹減ったんだけど何かある?」
んっ?目を丸くして俺の顔を見つめてくる!
「あっごめん。あるよ」
昨日いっぱい作っちゃって一人じゃ食べきれなくて……そう言いながら俺をキッチンに引っ張っていく。
「あっ!だめだ─今日カズが来て食べちゃった」
……あんまり残ってないって!
弟君が大学の語学研修に行くのにパスポートを取りに来たらしい。
俺のために作った料理を食べて帰ったって………
急に来れなくなったんだからしょうがないよ。
お互いの背中に手を回し抱き合っていた!
葉瑠…どした?
ビックリさせ過ぎたかな、身体が堅くなってるよ。
「葉瑠…俺見て」なに?
クスッ…強張った身体を解すように背中を擦って目を会わせると漸くにっこり笑ってくれた。
「鏡也君ありがと。疲れてない?」
「んっ?疲れてたけど、葉瑠の顔見たらふっ飛んだよ」
久しぶりに触れる葉瑠は少しだけ痩せたような……
抱き合いながら、ゆり籠を揺らすように身体を揺らすと安心したように凭れてくる。
「寂しかった?」──コクン「……凄く!」
そっか来て良かったよ!
夕べの葉瑠がやけに気になって…
元々泣き虫の葉瑠だけど、それにしても昨日の泣き方はいつもと違うような気がして
「葉瑠…広い家に一人で寂しいんじゃない?」
「…………うん。ちょっとだけ…」
今日は何となくいつもの葉瑠じゃないような…
口数も少なくて俺から離れようとしないんだよ!
「葉瑠?─腹減ったんだけど何かある?」
んっ?目を丸くして俺の顔を見つめてくる!
「あっごめん。あるよ」
昨日いっぱい作っちゃって一人じゃ食べきれなくて……そう言いながら俺をキッチンに引っ張っていく。
「あっ!だめだ─今日カズが来て食べちゃった」
……あんまり残ってないって!
弟君が大学の語学研修に行くのにパスポートを取りに来たらしい。
俺のために作った料理を食べて帰ったって………
急に来れなくなったんだからしょうがないよ。