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秘密のキスは蜜の味【完結】
第19章 一人暮らしなんて…へっちゃら!?
丸一日何も食べてないって何やってんだよ!
俺がドタキャンしたから?
そんなにショックだったのか?
それは嬉しいっちゃ嬉しいけど……もし今日俺が来なかったらどうなってたんだよ。
両親の事情があるから仕方ないんだけどさぁ…
葉瑠の一人暮らしはやっぱり心配だよ!
「葉瑠…仕事楽しいか?」
「んっ?楽しいって言うか~大きな仕事任せて貰ったから…やりがいはあるよ、なんで?」
「いや別に……聞いただけ」
葉瑠が仕事の愚痴でも言ったら、そんな会社辞めて出てこいって言おうと思ってたけど……言えね~じゃん。
「鏡也君、もうちょっと飲んでいい?♪」
「いいけど……もう少し食べてからにしなさい」
やだ鏡也君ったらお母さんみたいだよ~♪…キャハハ
いいよ!お母さんでもお父さんでも……
「じゃ日本酒♪に「あっ…日本酒はダメ」
「え~!ケチ」
葉瑠ちょっとペース早いな。
もうちょっとゆっくり飲めよ、また気持ち悪くなるぞ。
「今日は飲みたいんだもん」
何で?葉瑠…何かあったの?
「何もないけど。。。鏡也君が来てくれたから気分いいの♪」
それだけ?──そうだよ♪いい?飲んで!
「もうちょっとだけな」うん♪ありがと!
葉瑠はご機嫌だな!
「ねぇ鏡也君♪知らない人に電話してテレフォンセックスしようって言った事ある!?」
ブシュー………ゴホッゴホッ。
突然何を言うかと思ったら──
なんちゅ~事を聞くんだよ。ビール吹いちゃったじゃね~か!
そんなでかい声で……周りの人が見てんだろ!