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秘密のキスは蜜の味【完結】
第19章 一人暮らしなんて…へっちゃら!?

天気もいいし海風がとっても気持ちいい!

「海なんて大学出てから来たことなかったな」
「そうなの?…私は去年泊まりで行ったよ」

「誰と……」えっ?えっと…とっ友達。
祐輔君じゃね~の?……も一緒だったけど。

ふ~ん。で?どんな水着着たの?

どんなって普通の───

「普通の?」ビ「ビ?」キニ!……

「─次からはスクール水着にしなさい」
うん。わかっ、えっ?やだよ恥ずかしい!

「…クスッ…?…じゃぁ鏡也君もね、名札も付けてよ」

はあ?…それじゃ変なプレイに見えるぞ!

そうだね。キャハハハ──アハハハ

「ねぇ鏡也君?……あのね、相談があるんだけど」
「相談?…なに、どうした?」
うん。あのね………

♪♪/~☆♪♪~☆♪♪
「鏡也君─携帯鳴ってるよ」
話そうとしたとこで鏡也君の携帯に着信。

「んっ…はい。─あ~─はあ?…何やってんだよ」

どうしたの?怒ってるけど

「すぐには行けない、あぁ部長に連絡して指示してもらえ‼また報告して。はぁ~」

鏡也君何かあったの?仕事?
「あぁまた遠藤のやつ、やらかしてくれた」

遠藤…さん……

大きなイベントで販売が決まった商品が届かないってお客様からのクレームが来たらしい。

確認したら日にちを勘違いしてて手配出来てなかったみたい。

元々鏡也君の担当を遠藤さんが引き継いでたから…遠藤さんの責任なんだけど、お客様が鏡也君を呼べって

「じゃすぐ行かなきゃ」

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