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秘密のキスは蜜の味【完結】
第20章 話し聞いてよ!
***
「悪い宮下!…余計に彼氏を怒らせたみたいだ」
えっ?
鏡也君と話してる途中で携帯を取り上げられたと思ったら……
すくに掛け直したけど……通じない!
やだ!鏡也君…きっとまた誤解してる!
お願い。鏡也君電話に出てよ。
「宮下悪かった……」
「あっいえ大丈夫です。落ち着いた頃にまた掛けてみるんで……今日はすみません!話まで聞いてもらって」
鏡也君に事情を説明しようとしてくれたんだもん。
課長は責められないよ!
それに─「怖かったな」
我慢してたのに…頭を撫でて、そんなこと言うから……
張りつめた気持ちがプツっと切れて課長の前で泣いてしまった!
〝宮下いいか!早めに電話買い替えるんだぞ〟
あっはい。
ほらっ。早く家に入れ……って遠慮したのにわざわざ送ってくれた。
真剣にイタズラ電話の対処法を考えてくれて…
まず番号表示の出る電話に替えろ。
それまでは電話線を抜いとけって……
はい。って返事はしたけど、そんなお金は……
「宮下!彼氏に謝っといてくれ……それと」
はぃ。
それと……なんですか?課長。
「困ったことがあったら…俺にすぐ電話しろ。いいな」
ありがとうございます。
課長ってそんなに優しかったでしたっけ?
すいません。心配ばっかり掛けちゃって……
「また、ミスして頭下げに行くのヤダからな!」
あっ!そっちですか?
はい、分かりました!ありがとうございます。
「悪い宮下!…余計に彼氏を怒らせたみたいだ」
えっ?
鏡也君と話してる途中で携帯を取り上げられたと思ったら……
すくに掛け直したけど……通じない!
やだ!鏡也君…きっとまた誤解してる!
お願い。鏡也君電話に出てよ。
「宮下悪かった……」
「あっいえ大丈夫です。落ち着いた頃にまた掛けてみるんで……今日はすみません!話まで聞いてもらって」
鏡也君に事情を説明しようとしてくれたんだもん。
課長は責められないよ!
それに─「怖かったな」
我慢してたのに…頭を撫でて、そんなこと言うから……
張りつめた気持ちがプツっと切れて課長の前で泣いてしまった!
〝宮下いいか!早めに電話買い替えるんだぞ〟
あっはい。
ほらっ。早く家に入れ……って遠慮したのにわざわざ送ってくれた。
真剣にイタズラ電話の対処法を考えてくれて…
まず番号表示の出る電話に替えろ。
それまでは電話線を抜いとけって……
はい。って返事はしたけど、そんなお金は……
「宮下!彼氏に謝っといてくれ……それと」
はぃ。
それと……なんですか?課長。
「困ったことがあったら…俺にすぐ電話しろ。いいな」
ありがとうございます。
課長ってそんなに優しかったでしたっけ?
すいません。心配ばっかり掛けちゃって……
「また、ミスして頭下げに行くのヤダからな!」
あっ!そっちですか?
はい、分かりました!ありがとうございます。