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秘密のキスは蜜の味【完結】
第5章 どうしようもなく君が好き
「ハァ~ 葉瑠…動くよ!」
ゆっくりと私のナカを確かめるように動き出す!
腰を掴みギリギリまで引き抜いてズンと深く突かれるとゾクゾグして鳥肌が立つ。
「きょ、うや、くっん、なんか、へんっ」
「んっ?気持ちイイの?」
「おか…しくなる」
部屋にはギシギシとベットの軋む音とグチュグチュと粘着質の音が響いている!
「フゥー葉…瑠…俺も気持ちいい!ずっと…こうして…いたい」鏡也君は私の反応を確かめながら腰を動かしていく。
「あっ…あっ…んっ…」ゾクゾクする。
ゆっくりと動く律動に眼を閉じると深い所に飲み込まれていくような感覚がして思わず手を伸ばした。
すると鏡也君は私の手を取って手のひらに優しく口づけを落とす。
「どんどん葉瑠が好きになってく!どうしよ」
うっすらと眼を開けると鏡也君がせつなげな顔で見つめてくるから……
なぜだか今までに経験した事のない感情があふれて
涙が滲んで来た!
なんで?
「どした? んっ?」
私の涙を指で拭ってくれる。
「鏡也くっ…ん…私…も…どんどん好きに…なりそう…どう…しよ!」
ダメなのに!祐輔を裏切ってる。。私…最低だ─
溢れる涙がこぼれて耳に伝うと鏡也君はそれを唇で拭ってくれた!
「葉瑠…?葉瑠は悪くない‼ 俺が弱ってるハルを襲ったんだ!」
「葉瑠は逃げ切れなくて俺に食べられちゃっただけだよ。俺のせいにしていいから、先の事なんてどうなるか分からないだろ」