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秘密のキスは蜜の味【完結】
第20章 話し聞いてよ!

「もう仕事終わったなら店で待ってるか?」

ヒロちゃんにそう言われたけど─
無理だよ!鏡也君には会えないよ。

「ヒロちゃん!今日は「あっ部屋で待ってる方がいいな。飯でも作ってやって…アイツ喜ぶよ」

あっうん!そうだねそうする…

「葉瑠ちゃんまた店においで、洋子も会いたがってるからな。じゃあな……」


「あっヒロちゃん」んっ?なにどうした!


「元気でね…さよなら!」

えっ?葉瑠ちゃん!
なんだよ。もう会えね~みたいじゃん!

そっか、ごめんごめん冗談。

…じゃあねヒロちゃん。


突然でビックリしたけど……最後にヒロちゃんに会えて良かった!

だって鏡也君と別れたら…ヒロちゃんには会いに来れないでしょ?

暫くヒロちゃんの背中を見送って…

バイバイ…ヒロちゃん。


───//
なんでこんなことになっちゃったんだろ─

一人暮らしをしてから…いいことないね!


電車に乗って外を眺めていたら自然と涙が溢れてくる

俯いて涙を拭ってたら……誰かに頭を撫でられた…

グスッ…っん?……

目の前に小さな男の子…

〝いいこいいこ〟─って!

「あ…りがと…ね」ニコッ…

私の隣にちょこんと座り足をブラブラ…
暫くすると座席の下に膝立ちしてミニカーで遊びだす。

クスッ。グスン「ふぅ~」

……その子のお陰で凍り掛けた心がほんわか解れていくような気がした。


少し冷静になれた。

鏡也君離れしなきゃ……

大丈夫……私、頑張るよ!

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