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秘密のキスは蜜の味【完結】
第20章 話し聞いてよ!

「ねぇ葉瑠…鏡也君となにかあったの?」


私、鏡也君の名前を呼びながら泣いてたって……

「……心がね…少しだけ、すれ違っちゃった」


「でも好きなんでしょ?」

好きだよ!
でもどうにもならない事もあるでしょ?

私ね…嫌われちゃったよお母さん!鏡也君に……


「そんなことないでしょ?」ううん、そうなの。

「葉瑠…あのね」
もういいよ鏡也君の話しは!

「………はる」
「ねぇお母さん!私、仕事…辞めちゃダメかな?」


鏡也君の所へ行きたいの?…ってお母さんは聞くけど…そうじゃないの!

私もお父さんのとこに行こうかなって……

だって今と同じことしてたら、忘れられないと思うの鏡也君のこと……

課長には頑張るって言っちゃったんだけど……

ダメかな?

「その話…もうちょっと待って、お父さんにも相談してみるわ」

うん、お願いね!


「私…点滴終わったら帰れる?」
「まだよ。もう一晩様子を見てからね」

もう大丈夫なのに…体力が落ちてるから今日はもう一本点滴するんだって!

「葉瑠…もう少し眠ったら……」

うん。

お母さんそばにいてくれるの?

「えぇいるわ。安心して!」

「なら…よか…った。まだ…眠いの」


これからの事を考えようとするんだけど…

今日は…無理みたい。眼を瞑ると、力がどんどん抜けて深く沈んでいく。


夢を見ているみたい。

頭を優しく撫でられて……凄く気持ちがいいの!


この手が、鏡也君だったら……よかったな。。。

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