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秘密のキスは蜜の味【完結】
第20章 話し聞いてよ!
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俺─葉瑠のこと全然護れてね~じゃん。

くそっ!葉瑠…ごめんな。心細かったよな。

病室のベッドで眠る葉瑠を見ながら髪を撫でると気持ち良さそうに手にすり寄ってくる!

葉瑠は俺から離れないよな?

ごめんな!

何度も俺に相談しようとしたんだってな?

俺がちゃんと話し聞いてたら、葉瑠はこんな思いしなくてよかったのに……

くだらないヤキモチ妬いて意地張ってごめん!

頭冷やしてから葉瑠に電話しようとしたんだ。

けど携帯壊れちゃって、急な出張も重なってそのままにしてたから……不安だったよな!

寂しかったか?

葉瑠。。俺から離れようなんてするなよ。頼むよ!

会社を辞めるなら……

俺んとこに来いよ!


このまま葉瑠がもっと遠くに行ったら───

俺は寂しいよ!


────☆
これは…夢なの?

…遠くで…鏡也君の声が聞こえるみたい!


鏡也君─お願い─話し聞いてよ!

何度も電話したの。

「うっぐ…おっ…ねがい……きょ…うや…くっん」


「っん、ひっく…うっ…うぇ~ん」

「はるっ…はる。葉瑠!」

はっ?─ひっく……ぐすっ!─鏡也…君?


「葉瑠…大丈夫か?」

「………鏡也君?……」

鏡也君の夢を見てたの!

目を覚ましたら─逢いたかった鏡也君が---?


「夢じゃないよ。ごめんな」

うそっ。ほんとに、鏡也君なの?
手を伸ばすと……強く強く抱きしめてくれる。

ギュッ。「ぐすっ…うっぐ…ひっくひっく」

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