この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第20章 話し聞いてよ!
────
「連絡も取れないし、ずっと不安で…逢いたくて逢いたくて─」
うんごめん。
「電話も…ヒック…通じなくて…どうしていか…わかんなくて…ヒック」
「携帯壊れてて連絡出来なかったんだ」
ごめんな。葉瑠…
「怒…って…ないの?嫌いに…ヒック…なったんじゃなぃ?」
怒ってないよ…
俺が葉瑠を嫌いになるわけないだろ!
眼には涙があふれぽろぽろ零れていく…
すがるように俺の背中に手を回し震えて泣いてる葉瑠を見て胸が詰まった。
こんなに葉瑠を不安にさせてたんだな俺は!
ごめん。一人にして…ごめんな……
ギュッ……
更に腕の力を込めて葉瑠を抱きしめる。
「…愛してる。葉瑠を愛してるよ」
やっぱり、俺……ムリだよ!
これ以上は…
葉瑠…もうこんな思いするのヤだろ?
俺のとこにおいで、一緒に暮らそ。
葉瑠、頼むよ。うんって言って─
「きょうやっくん……と、一緒に…居たいよ」
葉瑠……ほんとに?…いいの?─コクン
よかった。葉瑠がそう言ってくれて!
一緒にいようね!
もう俺から離れようとするなよ。
葉瑠の気持ちが固まったなら、お父さん達に話をして認めてもらおうな?
お父さんも明日帰って来るって言ってたし。
ちゃんと話するから!
葉瑠の髪を撫でながら頬を摺り寄せた。
「葉瑠…もう泣かないで!」
両手で頬を包んで唇で涙を拭うと……葉瑠は眼を閉じて凭れてきた。
「はるぅ…」
名前を呼ぶとゆっくりと眼をあけて上目使いに俺を見てくる!
「連絡も取れないし、ずっと不安で…逢いたくて逢いたくて─」
うんごめん。
「電話も…ヒック…通じなくて…どうしていか…わかんなくて…ヒック」
「携帯壊れてて連絡出来なかったんだ」
ごめんな。葉瑠…
「怒…って…ないの?嫌いに…ヒック…なったんじゃなぃ?」
怒ってないよ…
俺が葉瑠を嫌いになるわけないだろ!
眼には涙があふれぽろぽろ零れていく…
すがるように俺の背中に手を回し震えて泣いてる葉瑠を見て胸が詰まった。
こんなに葉瑠を不安にさせてたんだな俺は!
ごめん。一人にして…ごめんな……
ギュッ……
更に腕の力を込めて葉瑠を抱きしめる。
「…愛してる。葉瑠を愛してるよ」
やっぱり、俺……ムリだよ!
これ以上は…
葉瑠…もうこんな思いするのヤだろ?
俺のとこにおいで、一緒に暮らそ。
葉瑠、頼むよ。うんって言って─
「きょうやっくん……と、一緒に…居たいよ」
葉瑠……ほんとに?…いいの?─コクン
よかった。葉瑠がそう言ってくれて!
一緒にいようね!
もう俺から離れようとするなよ。
葉瑠の気持ちが固まったなら、お父さん達に話をして認めてもらおうな?
お父さんも明日帰って来るって言ってたし。
ちゃんと話するから!
葉瑠の髪を撫でながら頬を摺り寄せた。
「葉瑠…もう泣かないで!」
両手で頬を包んで唇で涙を拭うと……葉瑠は眼を閉じて凭れてきた。
「はるぅ…」
名前を呼ぶとゆっくりと眼をあけて上目使いに俺を見てくる!