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秘密のキスは蜜の味【完結】
第20章 話し聞いてよ!

「えぇお父さんったら大喜びでね、先走っちゃって準備してるみたい」

お父さん…葉瑠の為に準備って──!

ピンポ~ン!!
「あっ!お父さんかしら……」

大喜びか─そりゃそうだよな。
可愛い娘が来るって聞いたら……

でもそれじゃ俺が困るんだよ。
お父さんには悪いけど葉瑠を行かせるわけにはいかないから…


カチャ。「おぅ鏡也君来てたのか?」
「おはようございます。お邪魔してます」

ちょうど葉瑠も戻ってきた!

「お父さんお帰り。お母さん…課長も話があるみたい」
お母さんに携帯を渡し当たり前のように俺の隣にちょこんと座る。

「葉瑠もう大丈夫なのか?心配したぞ」

ごめんねお父さん心配かけて…もう大丈夫……

「…お母さんから聞いたよ!怖かったな。やっぱり最初から連れてけばよかったよ。葉瑠になにかあったらお父さんどうしたらいいか─」

「でも…お父さん達の所に来るんだろ?葉瑠がいつ来てもいいようにもう準備してるからな」

あっ!そのことなんだけどね?

葉瑠の言葉を遮るように俺も声を掛けた。
「お父さん…その事でお話しがあるんですが─」

「話し?…どうした?」

あの実は──

イタズラ電話の事もあるんですが─葉瑠が倒れたのは俺にも責任があるんです。

ちょっとしたすれ違いで葉瑠の相談に乗ってあげられなくて……
お父さんには申し訳ないんですが……葉瑠をお父さんの所へ行かせる事は出来ません!

これからは俺が近くで護りたいんです。

「──//」
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