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秘密のキスは蜜の味【完結】
第21章 これってサプライズ?
葉瑠…キスしてい?ダメ?
「ダメ……」なんで?
「そんなこと聞いちゃダメ…」
あっ!だめだ…やっぱ止まんなくなるから。
葉瑠のカーデを脱がし脚の間に片膝を入れてキスの代わりに顎の下に吸い付いた。
トントン…んっなに?
「待って!鏡也君…あとで」
今がいい……チュッ。
「アン…お買い物…行きたい!」
うん。分かった行くけど…葉瑠がこんな格好で来るから…もうちょっと……
チュー!
ダメェ……アッ
「付いた。キスマーク…ここなら見えないよ」
「ほんとに見えない?」
葉瑠は心配そうに胸元を気にしてる…
ギリギリ見えないよ、これ以上胸元が広がってる服を着なきゃな…
───
生活するのに足りないものを買い足しに行きたいって……
「あっそうだ。葉瑠…ヒロちゃんが夜は店においでって…今日は洋子さんも居るらしいけど、どうする?」
「洋子さんもいるの?いく行く!じゃあそれまでここに居てもいい?」
…もちろん。なんならずっと居ろ!
葉瑠は洋子さんとヒロちゃんをビックリさせるんだ……ってずいぶん楽しそうだけど…
もう葉瑠が引っ越して来ることは二人とも知ってるからビックリしないぞ?
「鏡也君、早く行こ」
葉瑠が急いで出ようとするから「葉瑠…待った」
ダメだよ!カーデ着なきゃ。
そんな格好は俺の前だけにしてくれよ……
「あっごめん。鏡也君お父さんみたい」
また誰かに狙われたら怖いだろ?
「そっか、はい」