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秘密のキスは蜜の味【完結】
第21章 これってサプライズ?
「あっ──」どした?
タオルで身体を拭いてやってると急に声を出すから… 何事かと思ったら。
「下着持ってなかった」って言い出した。
あ~!じゃ…いいんじゃね?着けなくても…
「ヤダよ~!」
「じゃまた、このパンツ穿く?」
それはもっとヤダ。ってそりゃそうだろ。
あっ葉瑠…あるよ!パンツ。
葉瑠が前に忘れてったのが……待ってな。
「えっほんと?良かった…けど忘れてったかな?」
そうだそうだ。あったよいいのが!
たしかここに……あっこの袋だな。葉瑠…喜ぶぞ
ほらっこれ葉瑠が買ったやつ。
ありがと。ガサッ。「……あっ……///」
……それ葉瑠のだろ?
前に映画館で脱いでそのあとセットで買ったやつ。
葉瑠が着けてるとこ……これだけ見てないから今日はこれ穿いて!
ほらっいいじゃんこれ!3枚セットの3枚目
あみあみパンツ。
「これは……!!」
「葉瑠のだよね?」──そう…だけど…!
今はこれしかないけど、どうする?
穿かないで行く?
もうそろそろ行かないと、ヒロちゃんと洋子さん待ってると思うぞ!
葉瑠は暫く考えて、あみあみパンツを持って洗面所に入っていった。
カチャ……
「変な感じ……する」
大丈夫。俺しか知らないから!
ねっ?─
う~ん何か気持ち悪いよ。ってまだ考えてる!
しょうがないだろこれしかないんだから
どれ見せてみ。
スカートを捲ろうとすると手を振り払われた。
「ダメ」
「ケチ」