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秘密のキスは蜜の味【完結】
第21章 これってサプライズ?
****
ヒロちゃんとこに行こうと二人で歩いていても、葉瑠は度々立ち止まる。

さっきからどうしたんだよ!
動くと下着が食い込んで落ち着かないらしい…

「脱ぐ?」
ブンブン……だっだいじょうぶぅ。クスクス…


カランカラン

「あっ葉瑠ちゃん─待ってたのよ」
「キャー。洋子さん元気でしたか?」

クスッ…葉瑠は洋子さんに会ってご機嫌だな!
空いてるボックス席に座り二人でずいぶん盛り上がってる。

時々腰をモジモジさせてるけど、大丈夫そうだな

俺は…しょうがない!カウンターでヒロちゃんの相手でもしてやるか。

「さすがの鏡也もあの二人の中には入れないか?」

いいさ葉瑠は洋子さんとは久しぶりだから…

〝キャーうそっ…そうなの?〟
〝驚いた?ビックリでしょ〟


暫く話して葉瑠と洋子さんがカウンターにやって来た「4人で乾杯しましょ」

なんだか葉瑠と洋子さんはやたらとテンションが高くて、俺とヒロちゃんは呆気に取られてたんだけど…

嬉しいのはわかるけど、二人とも飲むペースが早いんじゃね?

葉瑠はまだわかるけど、珍しいな洋子さんまで

いいのかヒロちゃん。

「どうした二人とも今日は」


「それがね……葉瑠ちゃんが住むマンション…うちのマンションなんだって~♪」

へ~‼ んっ? 「「はぁ~?」」


うちのマンションって……俺んとこじゃね~の?

「偶然なんけど♪ヒロちゃんのとこだったの」

「…………//」

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