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秘密のキスは蜜の味【完結】
第21章 これってサプライズ?

「んっ…♪鏡也君暑いの?」

洋子さんが俺の顔が赤いとか言うから…葉瑠が俺の頬を両手で挟んできた‼

葉瑠…これ以上はやめて!

ヒロちゃんがニヤニヤしてるから…


「ところで葉瑠ちゃん仕事どうすんだ?こっちで探すんだろ?」

洋子さんまで…うちの会社で働けるように上司に相談するとか言い出すし…

仕事はゆっくり探せばいいんじゃね?

まだ引っ越して来たばっかだし…


「んっ?あ~仕事はね~♫…本社勤務だから大丈夫♪」

はっ?本社って…会社辞めたんじゃね~の?

急だけど月曜日から本社に異動になったって……

なんだよ!そうなのか?早く言えよ‼
じゃ…なんの心配もいらね~じゃん。

「鏡也君怒んなぃ~♪」

「怒るわけないだろ?」

新しい仕事を探すの大変だから良かったじゃん


葉瑠は嬉しそうにニコニコしてる。

本社なら慣れてるし俺も安心だよ!

新しい職場ならまた葉瑠に近づく奴もいるだろうし…いろんな心配しなきゃなんないんだから…

「なんだぁ♪良かった~心配しちゃったぁ」

「なんで心配すんの」


4人で飲みながら葉瑠の新しい仕事の話なんかを聞いていた……

葉瑠が小売店のマネージャーすんの?

「マネージャー?凄いじゃない葉瑠ちゃん」

大変そうだけど大丈夫なのか?

「うん!♪♪何かあったら課長…じゃない、部長に相談するから大丈夫らよ」

クスクス─そうか。ま~頑張れよ!

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