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秘密のキスは蜜の味【完結】
第21章 これってサプライズ?
んっ?課長…えっ?部長って?
あっそれってもしかして……
「葉瑠…部長って誰?なぁ葉瑠…部長」
葉瑠は洋子さんと話に夢中になってたけど…どうしても聞きたくて
んっ部長は課長らよ♪♪…まだ課長だけろ~こっち来たら部長になって~♪
やっぱりアイツか!
そう言えば、展示会が終わったら本社勤務になるって言ってたよな!
今回葉瑠が本社に来たってことは…これからもアイツと一緒に仕事するってことじゃね~か。
は~なんだよ!
さっき葉瑠が怒んない?って俺に聞いたのはその事か…
俺がヤキモチ妬いて怒るって思ったんだな?
「はぁ~」
怒んないけどさぁ…少し心配。
「部長って前に葉瑠ちゃんとここに来た人だろ?鏡也また…ヤキモチ妬くんじゃね~の…」
え~大丈夫だよね~?鏡也くぅん♫
〝本社勤務になったら彼氏の近くに居られるだろ〟
……って課長が言ってくれたの…
それにねっ!仕事だからこんなに早く引っ越しが決まったんだよ?
鏡也君がそんな事で怒るわけないよね~♪♪って…にっこり笑うから…もう何も言えね~じゃん。
しかもヒロちゃんと洋子さんの前だし…
「大丈夫怒んないよ。葉瑠を信じてるからな」
うん良かった!
ヒロちゃんおかわり下さいな~♪。
ま~いろいろ心配にはなるけど、葉瑠がすぐ近くにいるって事が今は一番だ!
ほらっ。今日は葉瑠ちゃんの歓迎会だ、鏡也も飲めよ……
あぁありがとう!