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秘密のキスは蜜の味【完結】
第21章 これってサプライズ?
あっエレベーター来ましたよ!
早く乗って下さい。
「そう言うことなんで、これからも宜しくお願いしますね」
「………!!」
「大丈夫ですよ!二人の邪魔はしませんから……あっじゃ鏡也さんまた月曜日に……」
言いたい事だけ言って遠藤はエレベーターを降りていった。
葉瑠?俺のせいじゃないからな!
「葉瑠…ヤキモチ妬くなよ」
「ムッ!わかっ…てる」
葉瑠…くちがアヒルになってるよ!
チン……ほら降りるぞ!
───///
部屋に入ると葉瑠は後ろから抱きついてきた!
んっ?どした…
葉瑠を前に抱き変えて髪にキスを落とす。
「…いいな~遠藤さん、鏡也君と同じマンションで」
〝わたしも、おんなじが良かったのにぃ~〟
……ってちょっと拗ねてる。
クスクス
俺は葉瑠を膝に抱いてソファーに腰掛けた!
ギュッって抱き締めて…俺がどれだけ葉瑠の事を想ってるか聞かせてやろうか。
心配だったら毎日ここにいればいいよ。
帰ってきて葉瑠がいてくれたら嬉しいんだけどな!
「俺は大丈夫だよ。葉瑠しか興味ないし…」
俺は葉瑠の方が心配なんだけど!
「大丈夫だよな葉瑠…」って……あっ!
顔を覗くと…俺の腕の中で寝てるし!
クスッ……葉瑠は俺のモノだからな。
よそ見するなよ。
「葉瑠…着替えてから寝るよ……葉瑠?」
あ~ダメだなこりゃ!
とりあえず寝込んだ葉瑠を抱き上げベッド寝かしてやった!