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秘密のキスは蜜の味【完結】
第6章 ダメなのに惹かれてく
「葉瑠ちゃん彼氏居るんだってな? あんだけ可愛かったらそりゃいるわな~ なっ!鏡也!」
〝まっ彼氏がいかなったとしたも遠距離だし、お前仕事が忙しくて暇がないだろうからムリだよな!〟
〝そんなんじゃ可哀想だもんな〟
………独り言のようにヒロちゃんは ブツブツ──
あぁ~そうだね!
現実を言われてなにげにショックだわ!
「鏡也に喰われなくて良かったよ……」
グフッ
な、なに言ってんだよ。
「鏡也。。残念だけど諦めろよ!?散々遊んできたお前に葉瑠ちゃんはもったいね~よ。良かったよ…… 鏡也に喰われる前に帰れて!」
はぁ~!
喰う、喰う、って何度も言うなよ‼
もう、遅いっつ~の!我慢出来なかったわ!
── 絶対 みんなには言えね~なぁ。
俺にはもったいね~か! そんな事分かってるよ‼
───でもこのままじゃ終われないんだよ。
もう走り出しちゃったんだから
俺らしくないけどさぁ
もう嵌まりすぎてコントロール出来ないんだよ!
声聞きて~なぁ!
でもすぐ電話やメールじゃウザイよな~
葉瑠ちゃんから連絡くれたら嬉しいけど
焦らす位がちょうどいいかな!
二、三日我慢して電話してみるか。