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秘密のキスは蜜の味【完結】
第23章 愛くるしい君
英美ちゃん平気でそんなこと……
実家ではお父さんの前でも飲ませてたって……
「俺も最初は驚いたけど……慣れちゃった」
えっ信じられない!
家族の前ならまだしも、鏡也君がいるんだよ!
それはやめて。
「そうだったごめんごめん」
「俺隣の部屋に行ってるわ」
うん。そうして!
やれやれ…
ママになっても女の子でいようよ英美ちゃん
───///
蒼士君さすがいい飲みっぷりだわ。
背中をトントンしてゲップをさせて、はい終了。
「あっ葉瑠…抱っこしてみる?」
いいの?するする。
ちょっと怖いけど抱き方を教えてもらって抱いてみた!
「……//なんか感動しちゃう」
抱っこして指を出すと、蒼士君がギュッって握るの…
なんて可愛いの?
「葉瑠…鏡也君呼ぶね写真録ってあげる」うん。
英美ちゃんに呼ばれて鏡也君が戻ってきた。
「ウフッ、鏡也君見て…」
「あ~可愛いな」
鏡也君は私の隣に寄り添うように座り蒼士君を見つめてる!
「鏡也君…私も赤ちゃんほしぃ~」
「うん……えっ?はっ葉瑠…」
えっ?なんか私変なこと言った?
みんなが…一瞬固まったけど
「葉瑠ちゃん。大胆なこと言うね」って真司君に言われて!
「あっ違う違う、えっと変な意味じゃなくて…」
やだ!私…ったら
そしたら英美ちゃんまで
「ほしいって鏡也君…クスクス」
鏡也君は顔を真っ赤にして天井を見てる。
しばらく英美ちゃんと真司君に大笑いされて凄く恥ずかしかった…