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第23章 愛くるしい君

鏡也君は真司君と隣の部屋でお話し中

私は蒼士君から離れられなくてずっと観察中…

すると英美ちゃんが…「ねぇ葉瑠…鏡也君と結婚の話とかしてるの？」

えっううん全然ないよ。なんで？
私がさっき赤ちゃん欲しいって言ったから？

「だってさぁ鏡也君ったら…もう可愛すぎ」

ｸｽｯｸｽｸｽ
え～なに英美ちゃん突然。

英美ちゃんが言うには、私が蒼士君を抱っこしてる時…鏡也君は葉瑠ばっかり見てたよ。って……

そんなことないよ、蒼士君を見てたんだよって言っても「ううん、愛しそうに蒼士を抱いてる葉瑠を見てたんだよ」

そっそう？

「鏡也君はほんと葉瑠の事大好きなんだね」

もう早く結婚しちゃえば！なんて言われちゃった

まだそんなこと……
なんて言ったらいいか分かんないよ。

でもそんなこと聞いちゃったら、恥ずかしいけど凄く嬉しくなった！


「葉瑠…そろそろ帰ろっか」
あっうん。そうだね！

蒼士君の写真もたくさん録ったし。
あとでヒロちゃん達にも見せてあげよ……

蒼士君も熊さんの膝の中で眠ってる！

今のうちに英美ちゃんも休んでね…

「英美ちゃんじゃぁ帰るね。また蒼士君に会いに来てもいい？」

もちろんよ！みんなに宜しくね。
あっおばさんにもありがとうって言ってね。

うん。言っとくよ。
じゃお邪魔しました。「蒼士君バイバイ」


英美ちゃんの家を出て車での帰り道。

時間まだ早いからドライブしながら帰ろっかって鏡也君が言ってくれた！