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秘密のキスは蜜の味【完結】
第24章 大切なもの!
「ごめんな遅くなって」
ううん。私はいいんだけど…
ゴロンって私の隣に寝転んで鼻の頭にチュッって…
私は鏡也君の腰に手を廻してギュッってしがみつく
クスッ……少しだけお酒の匂いがしてる。
「鏡也君大丈夫?疲れた?逢いたかったよ」
「うん疲れた…俺もすげ~逢いたかった」
ウフッ鏡也君、眠そうだね。
鏡也君…着替えよ!手伝ってあげるから…
眠そうな鏡也君を起こしてYシャツのボタンを外してあげてると……
「はるぅ」な~に。
「ありがとー」ウフッ、どういたしまして!
「奥様達が帰してくれなかったの?……」
えっ?俺言ったっけ!って鏡也君。
「ううん、遠藤さんに聞いたの」
ここに来るとき遠藤さんに会ってね…
鏡也君は社長婦人の会合に出てるって…教えてくれたから
「なんだそうか~。お世話になってる人だから断れなくて……!?…心配しちゃったの?」
私、不安そうな顔してた?
私を膝に抱き上げて…顔を覗き込むように見て笑うんだもん。
「女性だけの会だけど、みんなおばさんだから葉瑠が心配するようや事はないから大丈夫だよ!」クスッ
別に心配してたわけじゃないけど…
遅いから
そうか?──そうだよ。
大変だな~って想っただけだから!
「たぶんまた誘われるんじゃないかな~付き合いだから仕方ないんだけど、すげ~疲れるんだよ」
女性は仕事の話だけってわけにもいかないから神経を使うんだって!
「おばさんなのにすげ~元気でさ~どこにあんなパワーがあるんだか不思議だぞ!」
フフッ、そっか!