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秘密のキスは蜜の味【完結】
第24章 大切なもの!

私が鏡也君に黙ってたからいけないんだ…
正直に話してたら違ったかも。

はぁ、もう自分が嫌になる。

きっと大変な事になってたから鏡也君は帰ってこれなかったんだって…今になると思うけど。

さっきは心に余裕がなくて、またつまらないヤキモチ妬いちゃった……

私ったら…ムキになって…イヤな感じだったよね。


すっかり日も落ちたのに…あれから鏡也君からは連絡もないし……きっと私の事呆れてる。

私なにやってるんだろ?


───***
いくとこなんてないけど…
家にいたら余計な事ばかり考えるから、気分転換にセンター街まで出掛けてきた…

ここなら賑やかで気が紛れるって思ったけど、今日は土曜日だしカップルも多くて…

すれ違うカップルに…つい眼がいっちゃう。
「いいな楽しそう」グスッ、

そんなの見たらまた余計に寂しくなった。


♪ピロロン♪♪

ん?メール……

もしかしたら鏡也君かも…

いつものように私を気に掛けてくれる鏡也君を心のどこかで期待しちゃう。

不安だけど…きっと〝さっきはごめん〟って言ってくれるんじゃないかな…


でも「あっ………」

違った……

鏡也君じゃなかった。
英美ちゃん……

《洋子さんから聞いたよ!迷子にならずに行けたの~?また話聞かせてね?》

写メ付きの可愛いメール…
蒼士君を真ん中に英美ちゃんと真司君…

凄く幸せそうな写真に少しだけ嫉妬しちゃう

英美ちゃんありがとう。
みんなに心配してもらったけど行けなかったよ……

アハハ、私があんな嫌味な態度したからメールなんか来るわけないのに…

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