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秘密のキスは蜜の味【完結】
第25章 俺の前で泣くな!

「ほらっ行くぞ」
どんどん先を歩いていく。

部長……グスッ

「早くしろ」グスッ……はぃ。

勢いに押されて…はい。って言っちゃった。

部長はほんとに可愛そうな部下を見捨てる事が出来なくて元気づけようとしてくれたんだよね。

タクシー乗り場まで行くと…

ちょっと待ってろって…部長はどこかへ電話を掛けている。


「よし行くぞ。乗れ」あっはい。

「部長…あの、櫻井さんは?」

もう話は終わったからいいんだよ!
お前は気にすんな。

もし櫻井に何か言われたら俺に言え。
いいか、絶対に言うんだぞ!


「部長…今日は随分優しいんですね」グスッ。
「今日は…じゃね~だろ俺は基本優しいんだよ」

嘘だ。私には基本厳しいじゃないですか!
いじわるだし。

「使えね~奴には俺はなんも言わね~よ」
えっ?─じゃ私は使えるヤツって事なんですか?

だから厳しかったの?
それなら嬉しいけど─

「出来ればもうちょっと優しくしてくれると有り難いです」

「それはお前次第だな」んっ…!

ところでどこまで行くんですか?

タクシーを降りて少し歩くと……
『Sho-z/Bar』バー? ここに行くの?

カチャ
「いらっしゃいませ。お待ちしてました」
え?……

「ほら早く入れ」あ、はぃ!

「わぁ~っ」
凄い。こんなとこ来たことないよ!
お店はお洒落なカクテルバー。

ヒロちゃんのお店もいい雰囲気だけど…ここはまた全然違う!

カウンターの向かいには大きな窓があって中庭がライトアップされている。

店内が少し薄暗いから中庭のライトアップがロマンティックなの!

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