この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第25章 俺の前で泣くな!

そう言えば今日は何も食べてなかった。

鏡也君はもう食べたかな?
今頃なにしてんのかな……んっダメダメ考えない

「宮下……おい!」へっ?
「大丈夫か?」あっはぃ。

いけない今は忘れよう。
部長にまで心配掛けちゃったら悪いもん……

「もうすぐ来るからな飯」はい。

ここはバーだけど裏メニューが旨いから適当に頼んだんだけど良かったか?って…

あっはい。どうせ焼きそばとかでしょ?
お腹ペコペコだからなんでもいいよ。

「葉瑠ちゃんお待たせ。どーぞ食べてみて」

ん?わぁすごっ!

とんでもなかった。

フランス料理みたいに大きな器にちょこんと…なにかが乗ってるよ?
それが次々に運ばれてくるの!


「今日は佳祐からの特別な依頼だったから腕によりを掛けて作ったからね」

「さっ!どーぞ召し上がれ」

……凄いご馳走、これ食べていいの?部長

部長の顔を見ると…クスッって笑って「召し上がれ」だって!

いただきます。

どう?
「美味しいです」──良かった!

凄く美味しい。このカクテルと料理がすごく合うの、おかわり欲しいけど…部長の奢りだから……あっ……でも奢ってくれんのかな?

(お前が喰ったもんは自分で払え)とか言われそうだし

どうしよお金あんまり持ってない…

んっ?……視線を感じて顔を上げると部長と翔太さんが笑ってる。

なっなんですか?
そんなに見られたら食べにくいんですけど。

「そうだよねごめんごめん」クスクス

「お前…食いながら眼が泳いでたぞ!大丈夫だ俺の奢りだなら」

なんで分かるの?
私が考えてたことが─

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ